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マクドナルドのフォーバーガーは「すっごくフォーな味」

ベトナムのマクドナルドでフォーバーガーが発売されているよ

こんな書き込みをベトナム関係のFacebookで読んだんですよね。

ベトナムのマクドナルドって、前回作ったご当地メニューで、大コケしてるんですよね。

ベトナムマックに新登場のご当地メニューはやっぱり「アレ」だった

あの時はバインミーだったんですけどね。
フランスパンが固くて、どうも美味しくなかったんですよ。

ベトナムのバインミーのパンが堅かったらダメでしょ

こんな持論をボクは持っているので。
正直あのメニューは微妙だなぁって感じていたんですけど。
いつの間にやらマックバインミーはベトナムのマクドナルドから消え去ってしまったみたいです。

そっかぁ。ついに幻のメニューになってしまったんだ。
まぁ、しょうがないかもですね。
美味しくなかったですもんね。

まぁそんな経緯があったりするので。
ボクはベトナムのマクドナルドが作るご当地メニューに対しては正直微妙なイメージをもっていたわけですよ。

そこに来て、今回の
フォーバーガー
でしょう。

え?バーガーにフォーって謎。
麺をパンに挟むわけ?

って感じで。

もう名前からして失敗作の匂いがプンプンしている気がしたので。
正直あんまり期待できないんじゃないかなぁと。
そんな風に考えていたんですけど。

実際に食べてみたら、これがなかなかどうして。

ベトナム文化+マックのハンバーガー

が融合したものすごく個性的なものに仕上がっていたんですよ。

このフォーバーガー。
まずパッと見て、目につくのはベトナムの香草なんですよね。

これってフォーを食べるときに使うやつで。
・ノコギリコリアンダー
・バジル

ですね。

ホーチミンのフォー屋ではこの香草類は食べ放題。

卓上調味料として常備されているものなので、現地で生活しているボクからすると特に珍しくもなんともない感じではあるんですけど。

でもハンバーガーにベトナム風の香草を入れてしまおう、って言う発想が凄いですよね。

マックでもお馴染みの玉ねぎのスライス。
そこにプラスしてベトナム香草が入っているわけですよ。

なんともいえない異文化共生感?っていうんですかね。
食文化のフュージョンを感じさせられます。

このベトナム香草ってなかなか強烈なアクセントを持っていて。
料理に入れるといきなりエスニック風味が増すものだと思うんですよね。

ベトナム食文化=香草

みたいなところがありますからね。
ベトナムの香草を料理に入れておけば、なんとなくベトナム料理になってしまう。みたいな。
そんな現象があるわけです。

今回のフォーバーガーはハンバーガーって言う洋風の食べ物に香草をプラスすることで、見事にベトナムっぽい風味を作り出すことに成功しているんじゃないかな。
そんな気がします。

それからハンバーガーのソース。
これもなかなか面白いんですよ。

ひと口食べたときに

え!?ほんとにフォーの味だ、、、

って笑っちゃったくらいです。

まぁベトナムで生活している身としては

フォーが味わいたいのなら素直に近所のフォー屋へ行けばいいじゃん

っていう話で。

わざわざマクドナルドでフォー味のハンバーガーを食べる意味は無いわけですけど。

とにかくですね。このソースのクオリティーはすごい。
本当に凄いんですよ。

少なくとも何も知らない状態でこのハンバーガーを食べさせられて

どうだった?

って聞かれたとしても普通に

いや、、フォーの味だった。

って返しちゃうだろうなぁ。ってクオリティですからね。

この味は間違いなくフォーです。
いや。というか、正確にはフォーのスープ味ですね。

このフォーバーガー。
メニューの写真を見てみると、香辛料がハンバーガーと一緒に写ってるんですよね。
多分
・クミン
・クローブ

じゃないかなぁ。

フォーのスープを作るときに使う香辛料をソースに入れることによってフォーっぽい味を再現することに成功している。
そういうことなんでしょうね。

このハンバーガーってベトナムよりも日本とかアメリカとか。
海外をターゲットにして売ったほうが流行るかもしれないですね。

日本のテリヤキバーガーも結構海外で売られているところが多くて。
いろんな国で受け入れられている味になっちゃった感があるんですけど。

それの新ラインナップとして「フォーの味」っていうのも面白いんじゃないかなぁと。
そう感じました。

ってうのも。フォーの味って単純においしいんですよね。
牛骨の出汁が効いていて。
なんというか。
ボクの中では豚骨ラーメンに匹敵するくらい美味しい。
毎日でも食べたくなる系のフレーバーです。

で。このメニューではそのフォーの味って言うのがちゃんと再現されていたって思うので。

海外で販売してみたら意外に「オッ」っていう結果が出るかもしれないなぁと。
そう感じました。

ただ、このフォーバーガー。
あまりにエスニック感が強すぎる
っていうところがあるので。
そこについては「どうかなぁ」って思うところもありますけどね。

日本の照り焼きバーガーって、ちゃんとハンバーガーとして西洋文化、というかアメリカ食文化に馴染めてる感じがあるじゃないですか。

フライドポテトとかコカコーラにもちゃんとマッチしているというか。
普通にアメリカ料理としてのハンバーガーの仲間入りができている。
そんな感覚があります。

このフォーバーガーはベトナム的な個性が強すぎて。
ベトナム料理を食べているのか、アメリカ料理を食べているのか、わからなくなっちゃうところがあるんですよね。

フライドポテトとコカコーラと一緒に食べたいなぁ

そんなふうに思えるバーガーにまで進化してくれたら強いと思う。

日本のマックでこのハンバーガーが売られていたらどうかなぁ。
ボクだったら結構、定期的に食べに行くかも。

ベトナム人はなぜ愛想笑いをしないのか?

ホーチミンに住んでいると、バンコクが近いのでたまに遊びに行くことがあるんですけど。
タイに行く度に驚かされるのがなんといっても「タイ人の笑顔」ですね。

微笑みの国って言うキャッチフレーズはやっぱり伊達ではないなぁ、って。
そう感じるんですよね。

タイ人の笑顔は本当に凄い。

たとえ建前の接客笑顔だってわかっていても、日本人としてはうれしいものがあって。
タイに行くとなにか心をホッとさせてくれる感じがあります。

っていうのもベトナム人って全然笑ってくれないんですよ。

たとえば屋台で食べ物を買ったりするじゃないですか。
そんな時にちょっとニコっと笑ってもらえるだけでベトナムの印象ってすごく良くなるものだと思うんですけど。
ベトナム人ってほんとにそういうことをしない民族なんですよね。

これは本当にベトナムに来た日本人旅行者からよく言われる話で。

ゆーさん。ベトナム人ってほんとに笑わないね

うーん。東南アジアの国ってベトナム以外は愛想が良い国が多いですからね。
そういうイメージでベトナムに来てしまうと

なんだ。この人たち愛想ないなぁ、、、

そんなふうに感じてしまうのも無理はないんだと思います。

まぁベトナム人が初対面の人に対して笑わない民族であるって言う話は事実だと思うので。
こういうことを言われちゃうと、ボクとしても苦笑いするほかなくなってしまうわけですけど。

ベトナム人がどうして笑わないのか?
この問題についてボクが分析した結果を話すと。

自分の感情に嘘がつけない国民性だから

これが原因として挙げられると思っています。

ベトナム人って自分の気持ちに嘘をつかない民族だと思うんですよね。

まぁ。誰だって本音で生きている部分と、建前で生きている部分の2つの自分っていうのが存在しているわけじゃないですか。

日本人の場合は建前で生きている部分が強いですよね。
だから本音が見えづらい。

結構いつでもニコニコしていたりしますからね。日本人って。

外面だけでは何を考えているか全く評価できないのが日本人の特徴なんじゃないかなぁ、と。
そうボクは思っているんですけど。

ベトナム人はこの逆なんですよね。
つまり本音で生きている分が強いっていうことです。
だからその人の気分とか機嫌なんかがとても素直に表現される。

顔に感情が露骨にでているので、ある意味すごくわかりやすい人たちなわけです。
だってそのまんま本音で生きているわけですからね。

いやいや。そうはいっても仕事の時はどうなのよ?
本音を出して感情そのままにしていたら仕事なんてできないでしょ

まぁ確かに日本人的にはそんなふうに考えたくなるところではあるんですけど。
ベトナムでの常識はちょっと違うんですよね。

ベトナム人の接客態度ってその時の機嫌で大きく変わってくるんですよね。
喫茶店でコーヒーを飲む時だって、
まぁ。ウェイターのお姉ちゃんはの顔を見れば、その日の機嫌がいいか?悪いか?は一目瞭然といった感じ。

超わかりやすく顔に出ているので1発で分かってしまうってくらいのものです。

機嫌が悪い時は「八つ当たりか?」って位の態度で接客してくる人も多くて。
こういう人に当たってしまった時は「今日は運が悪いなぁ」と思ってやり過ごすほかはない感じ。

嫌なことをスルーする力っていうのはベトナムで生き抜く上では必須のスキルなわけです。

まぁ逆に機嫌が良い時は屈託のない満面の笑顔で接客してもらえる。なんてケースだってあるわけだから。
それはそれで、プラマイゼロとして自分を納得させるほかないんですよね。

この自分の感情に嘘をつけない
っていうベトナム人の性質なんですけど。
ボクは個人的には割と好きなんですよね。

なんか、お客さんと店員って言う典型的な上下関係から外れたところで、人間と人間としての関係を築ける。
そんな平等感が感じられるからです。

日本での接客っていうのはホスピタリティーがあって、レベルも高くて、とても素晴らしい物があると思うんですけど。
その分お客さんと店員の間には上下関係っていう、とっても大きい仕切りがひかれちゃっているわけじゃないですか。

それで店員さんと仲良くなろうと思っても、分断されちゃっているもんだからなかなか仲良くなれない。
そんな問題点もあると思うんですよ。

そういった垣根がないので店員さんに気軽に声をかけたり仲良くなったりできるのがベトナム人の良いところ。

喫茶店でかわいい女の子が働いていたら、
キミ可愛いね。電話番号教えてよ
なんて事は地元のベトナム人同士でよくやっている光景です。

ベトナム人には多分プロフェッショナルとしての接客、立ち振る舞いはできないんだと思うんですよ。

笑いたくない時にどうして笑わないといけないの?

そんな感覚が彼らの中にはあって。
いくら仕事だからと言って自分の感情まで切り売りはしないというプライドがそこには見える気がします。

その結果外国人から見るとそれが無愛想に移ってしまうんだと思うんですよね。

でもそれって逆に言うと彼らが笑ってくれる時は間違いなく本音で笑ってくれている時だって言うことも言えると思います。

嘘の笑顔がないって言うのは実は結構人間関係を楽にしてくれるものだと思っていて。

シンプルに
笑いかけてくれる人=自分のことが好きな人
になっているベトナム社会では人間関係が築きやすいって感じるんです。

だって裏を読む必要がないですからね。

ボクに笑いかけてくれる店員さんがいる。ちょっと声をかけてみよう。

そんな気軽なアクションで友達がどんどん増えていくのが、ベトナム人的なコミュニケーションだと思うんですよね。
この気さくさがボクは大好きです。

[性格]ベトナム人は職場で揉めても根にもたない

日本で働いている時、職場の人間関係で揉めちゃったら、もう大変じゃないですか。
お互いに意地を張りあってこう着状態に突入。
大喧嘩をやらかした翌日に笑顔で挨拶、なんてことはまずありえないですよね。

では、ベトナムの職場ではどうでしょう。

ベトナム人は前日に大喧嘩しても翌日にはケロッとしています

これは本当にベトナム人の良いところだと思うんですよね。

ボクは最初ベトナムに来た時は駐在員だったんですけど、やっぱり文化の違いっていうのもあって、とにかく揉めまくりました。

今考えてみると、別にどちらが悪いとかって話じゃないんですけど。
日本人が大好きな「責任感」って言葉がありますよね。
大雑把に言ってしまえば、それの捉え方の違いだったんじゃないかなぁ、と。
日本人が思う責任感とベトナム人が思う責任感っていうのはちょっと違うんですよね。

まぁその話はここでするとあまりに長くなってしまうので、また別の機会にするとして。

日本人とベトナム人が同じ職場で働くとどうしても揉め事が発生することが多いと思います。
ただびっくりするのは、その翌日の対応なんですよね。

ベトナム人は本当に

あれ?昨日喧嘩したことはもう忘れちゃったわけ?

ってこちらが驚いてしまうくらいに屈託のない笑顔で挨拶してくれるんですよね。

ついつい昨日の延長線上の態度を無意識に出してしまう自分が恥ずかしくなってしまうくらい。
それくらい、ベトナム人は嫌な感情を受けても根に持たない。
すごいんですよね。

日本だったら前日に激しい喧嘩をした同僚と気持ちを切り替えて仲良く働く、なんて事はやっぱりちょっと難しいじゃないですか。

もちろん、表向きは何もないように接するけど、気持ちにはしこりが残っているというか。
どうしても翌朝職場で顔を合わせてもぎくしゃくした雰囲気を出しちゃうものじゃないですか。

ベトナム人はこの感情のしこりを1日で完全にリセットできるところがすごいところで。
この「許す力」に関しては本当に優秀だと思います。

まぁ、同僚って職場で1日中顔を突き合わせなければならない関係なわけだから。
そりゃあ嫌なことはさっさと忘れて仲直りできたほうがいいに決まってますもんね。

ボクは自分の方にはまだしこりが残っているにも関わらず、ベトナム人のあっさりした態度に救われた、なんて経験を職場でたくさんしました。

日本には
ここであったが100年目
的な、割としつこく恨みを忘れないような文化があると思うんですけど。

この点においては日本とベトナムは本当に真逆ですね。

このあっさり感、見習えるところはぜひ見習いたいところです。

[料理]ベトナムで食べるからこその仰天価格!市場のブンリウクア

ベトナムはまだまだ「市場文化」が生きている国で。
若者であっても
お昼は近くの市場で何か食べよう
なんて話をしていることがよくあります。

ボクもよくお昼ご飯を食べに行くんですけど、そんなボクが市場に行ったらこれを食べるよ、っていう市場フードが
Bún Riêu Cua
ブンリウクア

です。

市場に行ったらなんとなく食べたくなるものってあるじゃないですか。
ちょっと普段とは違うものを選択しちゃうっていうか。

日本の市場だったら、そうだなぁ。
海鮮丼とか?
ボクの場合は揚げ物が多いですね。
市場で見かけるパックに入った揚げ物ってどれもおいしそうに見えちゃうんですよね。
さつま揚げとかをついつい買っちゃうわけですよ。

そんな市場で定番の食べ物である市場フード。
これのベトナム版がブンリウクアですね。
ベトナムの市場へ行くと周辺のどこかには売り歩いているおばちゃんが必ずいる。

それくらいポピュラーなものなので、市場へ行ったらボクはまずブンリウクアの屋台を探します。

ブンリウクアの屋台って移動式のタイプが多いので、売り子のおばちゃんもかなりフットワークが軽めな感じ。

すげ笠をかぶったおばちゃんがスープを担いで、市場へノコノコとやってくる。
適当な場所を見つけたら、簡易のプラスチック椅子を広げて販売を開始する。
そんな気軽な感じです。

市場のどこかにおばちゃんは必ずいるはずなんですけど、神出鬼没な感じなのでたまに見つけ出すのに苦労したりします。

このブンリウクアはボクがよくお昼ご飯で食べる麺類なんですけど、どうしてお昼に食べるのかって言うと味が川系のあっさり味だからです。
スープの出汁は
・小さいカニをすり潰して濾した出汁

・カニミソ

です。

サワガニみたいな、川に生息しているカニを大量にすりつぶして、出汁をとります。

この出汁がまたあっさり、さっぱりしていて超飲みやすいんですよね。

ここに小さなカニ達からかき集めた味噌の部分をプラスすることでカニづくしのスープをつくりあげるってわけです。

イメージとしては
出汁が小カニで、タレはカニ味噌って感じかもしれません。

この料理はほんとにカニづくしの料理って感じで、スープの上に乗せてくれる具も
カニのワタを豆腐みたいに固めたもの
であったりして、まさにカニの旨味を満喫できる逸品になっています。

これを基本にしてこの上に追加でプラスされる
・揚げ豆腐
・煮込まれた貝
・トマト

もスープとのコンビネーションが最高。

正直。永遠に食べ続けられるくらいの美味しさです。

こんな手間のかかった料理がたったの75円で食べられるわけですから、ベトナムの市場は本当に神です。
もし日本で食べたら人件費とか、原材料費で800円位はかかりそうな気がするんですが、、、

値段が安い料理って、どうせクオリティーもそこそこなんだろうって下に見られる傾向があると思うんですけど、海外で地元民のソウルフードみたいなのを食べていると時々
クオリティ > 値段
になっている神料理に出くわすことがあります。

このブンリウクアはその典型だと思うんですよね。
こんなに美味い料理、日本の高級レストランでもなかなか食べれないですよ。

[ベトナム料理]ホーチミンで1番人気のご当地料理はフーティウ

ベトナム料理で一番有名な麺類って言えばフォーですよね。
ボクが住んでいるホーチミンでも、もちろんフォーは有名で。
風格のある名店もたくさんあるんですけど。

ホーチミンでもう1つ有名なご当地麺にフーティウっていうのがあります。

この料理のフルネームは
Hủ Tiếu Nam Vang
フーティウ ナムヴァン

ナムヴァンっていうのは漢字に直すと「南蛮」ですから。
日本語に訳すと南蛮のフーティウっていうことになります。

南蛮っていう言い方は日本にもありますよね。
魚の南蛮漬けとか。
あれは確かスペインとかポルトガルの方から来た料理だったと覚えてるんですけど。

まぁ南蛮ってのは読んで字のごとく「南の野蛮人」って意味ですからね。
差別的な感じであまりイメージは良くないんですけど。

昔は今みたいなグローバルな世界じゃなくて、封鎖的な世界にみんな生きていたと思うので。
まぁしょうがないんでしょうね。

その当時の日本人にとっての南蛮はポルトガルやスペインだったのかもしれないですけど、どうやらベトナム人にとっての南蛮は多分カンボジアだったようです。

というのもこのフーティウのオリジナルは実はカンボジア。
カンボジアから伝来した料理がホーチミンの庶民の間で愛される料理になったものみたいだからです。

このフーティウは麺のコシに最大の特徴があります。

フォーの麺はヒラヒラとしていてかなり柔らか目。
そんな喉越しの良さがおいしさのポイントになってるんですけど、フーティウの場合は全然違って。

そうだなぁ。
日本の料理に例えると讃岐うどんみたいな強いコシがある麺です。

このコシがほんとに、なかなか良い。

結構クセになる食感です。

ベトナムで暮らす日本人の中にはフォーよりもフーティウの方が好きだって人も多いみたいなんですけど。
そういう人たちって大体このコシにハマっているイメージです。

麺の大きさはラーメン位で、すごく細いんですけど、コシの強さはうどん並みって言う。
このなかなかに独特な食感がフーティウのおもしろいところ。

似ていると言えば、春雨とか冷麺にも似ている気もするんですけど、やっぱりそれともちょっと違うんですよね。

そんなフーティウの具で1番ポピュラーなのがレバーのスライスですね。
まさにチャーシューみたいな見た目で2〜3枚乗っかっています。

フーティウのレバーって臭みがなくてほんとおいしいんですよね。
例えるなら中華料理のレバニラ炒めに入っているレバーみたいな感じですよ。

あれって、なんか定期的に食べたくなるような、クセになる感じがあるじゃないですか。

まぁボクなんかはこれが食べたくてフーティウのお店へ行くってくらいのものです。
それくらい好き。

それからこのレバーと並んで鉄板の具が豚足ですね。
なかなかフーティウの豚足ってまぁ厚みがあって食べ応えがあるお店が多いんですよね。
骨も結構多かったりするんですけど。
そこは素手で掴みながら、ガブっとね。
かぶりつくのがたまらないボリューム感なんですよね。

ホーチミンでフォーの店っていうと日本円で400円位の、ベトナム現地にしては中々な値段帯の名店も多かったりするんですけど、このフーティウの良いところは値段の安さですよ。

1杯で60円〜ととにかく格安で、庶民の味方です。

その分あんまり
このお店がおいしいんだよ!
っていうような名店はなかったりするんですけど、その分街のそこら中にあるのが便利なところ。

とにかく安いし、どこにでもあるので晩飯はめんどくさいからフーティウでいいや、みたいな。
そんな感じでついつい食べてしまいがちなホーチミンの庶民フードです

[インフラ]ベトナムの路肩はなぜ「平ら」なのか?

上の写真を見たらわかるようにベトナムの歩道と車道の部分。
つまり路肩ですね。
路肩の部分は平らになっているので歩道にバイクが自由に出入りできるようになっています。

まぁベトナムっていうのはバイク大国ですからね。
成人したら男女問わずに1人1台ぐらいはバイクを所有しているみたいので、国に溢れるバイクの数はやばいことになっているみたいです。

そんなバイク文化が完全に出来上がっているベトナムですから、市内交通の要はもちろんバイク。
街のインフラ自体がバイク文化に合わせて設計されているみたいです。

最近では車に乗る人も増え始めているみたいではあるんですけど、やっぱりまだまだバイクの方が主流ですからね。

車に乗る人にとってはベトナムのインフラはかなりの不便さ。
あまりにも不便なので、ボクなんかは
もし車をもらったとしても街で使う事はないだろうなぁ
なんて考えてしまうくらいです。

だって例えば街へフォーを食べに行くとするじゃないですか。
ベトナムでフォー屋さんっていうのは、日本のラーメン屋さんみたいなローカルな雰囲気があるわけですけどね。

そんなドローカルな場所には車の駐車場なんて準備されていなかったりするわけですよ。

だから普通のベトナム人でフォー食べに行く時に車を使うなんてことはまずないと思います。
バイクで行って、路上駐車して、サッと食べて帰る。

そんなフットワークが軽い文化なので、車で食事になんか行ったらレストラン側から絶対うっとおしがられると思うんですよね。

ベトナムで車を使ったほうが便利な時っていつですかね?
ちょっと離れた街まで旅行に行く時とか?

確かに友達が車を持っていてくれると、旅行のときには大活躍なんですけどね。
気楽だし、好きな音楽をかけてワイワイやれるのが楽しいですしね。

ただ、自分で車を買いたい、という気持ちにはイマイチなれない国なんですよね。

まぁ、実際ベトナムでバイク生活に慣れてくると、本当にバイク文化って便利だなぁってことに気づくんですよね。

日本でお母さんがよく使ってるママチャリがあるじゃないですか。
あれがバイクに置き換わって、しかもそれが市内交通のメインになったようなイメージです。

メチャクチャ便利ですよ。
もう近所のコンビニに行く時とか、100メートル位の距離であっても歩かなくなりますからね。

しかも路肩が平らだから、渋滞しているときは歩道に乗り上げて走ってもいいわけだし。
路上駐車オッケーな文化だから駐車場所なんか気にしなくていいわけだし。
とにかく生活のフットワークが軽くなるわけですよ。

しかも日常生活だけの話ではなくて、このバイクを使って田舎に帰省したり、引越ししたりもできるっていう。

人ってやろうと思えばバイク1台でここまでできるんだ。
そんなことがよくわかります。

バイク文化をもとに作られたベトナムのインフラシステム。
なかなか便利で、ボクは大好きです

ベトナムの路上販売。この果物の値段はいくらでしょう?

ベトナムではよく道端に果物売りのおじさんが立っています。

トラックに大量に積まれた果物を直接販売。

1キロいくらで販売していて、その場でお客さんがピックアップした果物をはかりで測る。
そして重さに応じて料金が決まるっていう。
そんな感じのシステムです。

路上販売の果物ってほとんどの場合は値段が超安い。

どうして安いかって言うと、農家の人が直接販売してるからです。
自分の田舎で果物を収穫したらトラックにゴソッと乗せて、そのままホーチミンに直行。
路上で販売を開始する、ってわけです。

たまに警察官が巡回に来てケチをつけることもあるわけですけど、そこはまぁ人情の世界。

わかったわかった。もう今日は店じまいにするから

なんて適当なことを言っておいて、翌日には全く同じ場所で販売をしていたりします。

警察官も多めに見てるっていうか、そこまでガチで取り締まらないゆるさがあって。
そこがベトナムの良いところだと思います。

なんというか。超フリーダムな世界感なんですよね。
日本もこれぐらい自由に商売ができるようになれば経済だってきっと活性化するのになぁ、って思わされるくらいのものがあります。

ベトナムの国家としてのスローガンは
独立・自由・幸福
になっているんですけど、だてに「自由」の看板を掲げているわけじゃありません。

この国はいろんな意味でマジで自由な国なのです。
まぁ間違いなくアメリカより自由な国でしょう。
本当の意味でのフリーダム感が満載です。

さて。路上販売の果物の値段です。
これが、スーパーで買うよりも断然安くて。
なんとマンゴーが1キロで10000ドン(50円)なんていう、超破格の値段で売られていることもあったりします。

さてここで突然なんですが。質問があります。

このトラックで路上販売されている果物はアボカドなんですけど。
値段が看板に書かれています。

さて1キロでいくらでしょうか?

ちょっと、看板部分を拡大して表示してみます。

1kg/10,000ドン
に見えましたか?
そんなあなたはベトナムで騙されてしまうかもしれないです。

答えは
1kg/23000ドン
です。

よーく目をこらしたら見えるはずなんですけどね。

看板にはとても小さい字で
1kgは1/2kgとなっていて。

さらに
10,000ドンの表示は実は13000ドンと書かれているんですね。

0の上に小さな線がちょこっと書かれていて、3になっているわけです。

こんなん、詐欺じゃないか!
まぁその通りなんですけどね。

ベトナムでよくある「果物の値段表示詐欺」ってやつです。
知らずに旅行者が買おうとしたらまず引っかってしまうであろう、用意周到な(かわいらしい?)トラップです。

というか、地元民ですら騙されていたりするので、これに引っかかるのはしょうがないですよね。
たぶん回避は不可能です。

お客様は神様
の日本人にはよく理解できない商習慣だと思うんですけど。

ベトナムでは、お客さんよりも売り手の方が偉そうな態度をとることがよくあります。

それも結構な確率で。

日本でこんな看板をぶら下げて商品を売っていたら、客がブチ切れそうな気がするんですけど。

ここはベトナム。
ベトナムの文化ってまたちょっと違うんですよね。

ボクはベトナム語が話せるんですけど、正直言って

お前、これ詐欺看板やん

なんてことをおじさんに面と向かって言える自信は全然ありません。

なんというか。言える雰囲気じゃないんですよね。

むしろ客の方が遠慮がちになっちゃって、半キロ位だけでも買わないといけないかなって。
そんな気分にさせられる。

それが不思議なベトナムの商習慣ってやつなんですよ。
ベトナム文化って、日本とはほんとに全然違うんですよね。

まぁでも考えてみたらアボカド1キロで26000ドンって適正価格ですからね。

日本円にしたら、アボカド5個で140円くらいの計算ですか。
十分過ぎるくらい安いですよね。

だからベトナムのこういった看板詐欺っていうのは、実際に「お金を多くとってやろう」っていうことでは決してなくて。

お客さんの注意を自分の店に引くための「かわいいウソ」ってやつなんですよね。

[性格]実は甘えん坊?ベトナム人のベッドの上に必ずあるもの

リゾート系のホテルとかちょっと高級なホテルに宿泊したときに、ボクは「アレッ?」ってものを見つけました。
それは日本のホテルには絶対に置いていないもの。

さて、一体なんでしょう?わかりますか?

答えは
抱き枕
です。

ベトナム文化に慣れてしまったボクであっても、普段の生活で抱き枕は使わないんですけど。
こういったリゾートホテルに泊まった時にはここぞとばかりに、がっつり使ってみたりします。

リゾートに宿泊って、まぁ非日常ですからね。
なんかいつもと違うことをしてみたくなったりするものです。

抱き枕って、たまに使うと確かに安心感があっていいなって気持ちになるんですけど、結局買うところまではいかないんですよね。

正直、ボクはそこまで人恋しくはないというか。
いやもしかしたら、部屋に置いてると場所をとって邪魔だって気持ちの方が強いのかもしれません。

ベトナム人って寝るときに何かに抱きついていないと落ち着かないのか、かなり抱き枕の使用率が高い国民性なんですよね。

街の寝具店に行きますよね。
そしたら当然マクラとかマクラカバーが売られているわけじゃないですか。

で。そういった商品と並んで置かれているのが抱き枕ですからね。

ベトナムの寝具屋で、抱き枕は超売れ筋商品です。

ボクもベトナムで生活を始めた時に、自分で寝具を揃えるために寝具屋さんへ行ったわけですけど。
マクラを買ったら、ついでに抱き枕の購入を勧められてびっくりした記憶があります。

いや、ボクは男なんだけど、、、

この抱き枕文化を知って以降、ボクの中でベトナム人は寂しがり、というか甘えん坊なイメージになりました。

なんか可愛らしい感じ。
子供っぽい、って言ったら失礼かな?

ベトナムで男性が女性にあげるプレゼントって言ったら完全に
Gấu Bông
クマのぬいぐるみ

のイメージですからね。

女性の日とかのプレゼントシーズンになるとホーチミンの道路はぬいぐるみ屋さんでいっぱいになるんですよ。

きっとベトナムには毎晩ぬいぐるみに抱きつきながら眠る、ファンシーな女の子が多いんでしょう

ついにダナンでコロナ発生。やっぱりベトナム人は対応が早いなぁ

コロナです。
日本では新規感染者数がとんでもない数になってきているみたいですね。

東京で300人を超える日も出てきてるんでしょう?

コロナについては超厳密な鎖国政策のおかげで、長らく平和な時代が続いていたベトナムなんですけど、ついにダナンで新規感染者が出てしまいました。

新型コロナ、ダナンで11人新規感染 計431人に

ベトナムって今ものすごく厳しく入国制限してるはずなんですけど、一体どこから入ってきたのかな?
原因についてはほんとに謎ですよね。

しかし今回のダナンでの新規感染者発生についてボクが本当に感心しちゃったのはベトナム人の危機意識の高さです。
というのも

一夜にしてマスクの着用率が20% → 60%に跳ね上がりました

まぁこれはあくまで体感的なものなので数字は適当なんですけど。
明らかに街中でマスクを着用している人の数が増えました。
それも爆発的にです。

先週まではベトナム国内って本当に「通常運転」の空気感で。
レストランやカフェなんかも普通にやっているし、スーパーでのソーシャルディスタンスも形骸化していた感じだったんですよ。
ボクだってあまりに平和なものだから平和ボケしちゃって、バイク運転して2泊3日の小旅行に出かけてきた、ってくらいのものだったんですけど。
そんな平和な空気感が一夜にして「戦時中」に切り替わる。
それくらいの変化がおきました。

確かにダナンで新規感染者が出たってことに驚く気持ちはわかるんですけど、でも感染者数ってたったの「15人」ですよ。
日本や欧米と比べると数字上では全然たいしたものでは無いわけです。
であるにもかかわらず、この意識モードの切り替わりの速さ。
本当にびっくりですね。

だからここから感じ取れるものってつまり、ベトナム人のコロナに対する危機意識って数字がうんぬんとか論理の話じゃないんでしょうね。
きっと何か動物的な本能からきているものですよ。
これは。

今日本ではコロナについて色々な意見を言う人が居るみたいで。
コロナはインフルエンザみたいなものだ
なんて意見もあるみたいですね。

ボク個人としてはコロナはとても危ないて考えていますから、このベトナムの危機意識の高さについては素直に「すごいなぁ」って感心しちゃいます。

これから外に出かける時はマスクをするようにしないといけないなぁ

外国で暮らす日本人として、その国の人に迷惑をかけるわけにはいかないですもんね。

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ベトナム料理のCanh Chua(カンチュア)は酸味スープの芸術品だ

酸味系のスープでおいしいものって日本ではあんまりないですよね。
中華料理を食べに行ったら、たまーに酸辣湯を食べることがあるってくらいのもので。

酸味をメインとしたスープで「これがおいしいんだよ!」って言える料理はあんまりない気がします。

そんな日本とは逆に、ベトナムでは酸味系のスープが好まれていて。
ベトナム人はあらゆる食べ物にライムを絞って、酸っぱくするのが大好き。

ベトナムの国民食というか、一番人気のインスタントラーメンの味付けだって
Chua Cay
(すっぱ辛い味)
になっているくらいです。

そんな酸味文化が発達しているベトナム料理の中でもボクのイチオシ。
いや、世界で1番洗練されているんじゃないかって言っても過言ではないスープ料理がこの
Canh Chua
カンチュア

なんですよね。

カンチュアの何が凄いかって言うと
ナチュラルな酸味
ここに尽きると思います。

ベトナム人は酢のような人工的な酸味をあまり料理に使わない傾向にあって。
その分野菜とか柑橘類の酸味をうまく取り入れるのを好むみたいなんですけど。
そんなベトナム料理の中でもこのカンチュアは
酸味のデパート
って形容しても良いくらいのリッチな酸味系料理。
非常に複雑でナチュラルな酸味が融合したスープになっています。

トマト
パイナップル
タマリンド

を基本として。

ライムキンカンも使って
スープの中にとても豊かな風味が満喫できる料理です。

野菜や柑橘類の酸味っていうのは複雑な味わいがあって。
トマトなんかはそれ単体でスープにするだけでも旨味があって、とってもおいしいものじゃないですか。

そんな単体でも十分においしいナチュラルな酸味を三重にも四重にもプラスしているのがこのスープのすごいところです。

ただ単に酸っぱいと言うのとは全然違うんです。
いろんな種類の酸味が絶妙に混じり合ってものすごいハーモニーを作り出しています。

またカンチュアは透き通ったスープが特徴的で、見た目にもキレイな一品。

これは、これらの酸味野菜を煮込む前にとる出汁が白身魚だからです。

少し脂ののったナマズのような魚の出汁でとるスープには透明感と絶妙な油分が加わるから、魚好きな日本人にとっても食べやすい味に仕上がっている、ってわけです。

この出汁に酸味野菜や柑橘類のナチュラルな酸味をこれでもか!ってくらいに投入。
そこに砂糖を加えることで酸味と甘味を中和させる、ってわけです。

スープの中に広がった複雑な酸味を砂糖の甘みで中和させ、酢豚のような甘酸っぱくておいしいスープをつくり出すんですよね。

ボクはこのカンチュアにハマってから酸味系のスープが大好きになりました。

ベトナム料理の中でまだあまり知名度は高くないみたいなんですけど。
正直言って「フォーよりもオススメできるかも」って思っているくらい、ボクは素晴らしい料理だと思っています。

酸味文化が発達したベトナム料理の中において最高峰と呼べるほどのスープ。
それがカンチュアなんですよね