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ゴーコンで本物の燕の巣が買えるらしいよ

ゴーコンに着いてすぐに気づいたことがあるんですけど。

鳥の鳴き声がうるさい

いや、本当に。
まぁベトナムっていうのは自然豊かな街が多いので、鳥の声がするくらいのことで普通はビックリすることもないんですけど。
正直いって異常なレベルでうるさいんですよね。

日本だと夏に蝉がうるさくなるじゃないですか。
あれくらいのデシベル感。

あれ?ボクもしかして動物園に迷い込んじゃった?ってくらいのレベルです。


※この街の「最うるさいポイント」。橋の近く

ただそれと同時にちょっと不思議に感じる事もあって。

というのも、これだけ鳥の声がうるさいっていうのに鳥の姿は見えないし、街が鳥のフンで汚れてる、なんてこともないみたいなんですよ。

むしろベトナムの他の街に比べると清潔なくらい。

これは一体どうしたことなのか?
・異常にうるさい鳥の声
・フンの落ちてないきれいな街

この2点が自分の中でなんか府に落ちなくて。
これはこの街に着いてからずっと抱えていた謎だったんですけど、その理由がついにわかりました。

この街の特産品はツバメの巣。
だから町中至る所でツバメの養殖をしているんだよ

この情報を教えてくれたのはゴーコン名物、Bún Măng Vịtの屋台で働いている21歳のお姉ちゃんです。

彼女の話によると、ゴーコンのツバメの巣はかなり有名で、他県からの観光客がよく買って帰るお土産の定番とのこと。
でも超高級品なので、地元の人はまず食べる事は無い。
っていう。そんな話でした。

ちなみに値段は1キロで200万ドン(1万円)くらいらしい。

ツバメの巣って、中華料理なんかで高級食材で使われてる、ってことぐらいは知ってるんだけど、日本ではあまりなじみがないですよね。

でも確かにベトナムではツバメの巣は大人気の商品みたいで、そういえばスーパーなんかに行っても大体瓶詰めのものが売られていたりするんですよね。

やっぱり中華文化圏だから、ベトナムでも体に良いって信じられているのかなぁ。

ちなみに
ツバメの雛は何に効果があるの?
っていう質問をお姉ちゃんにしてみたんですけど、やっぱり美容効果がメインみたい。

毎日食べていると若返るんだって教えてくれました。

お茶碗にツバメの巣を適量入れて、砂糖とお湯でほぐして食べるんだとか。

まぁなんか、ベトナム料理でいうとこのチェーみたいな感じですね。

ボクは特に美容系の食材に興味は無いので購入はパスしたんですけど。
これだけツバメの声がうるさい街で売られているツバメの巣。
きっと本物に違いないと思うので、本物を手に入れたい人は買い付けに来ても面白いかなと思います。

実際、ゴーコンの町中には「ツバメの巣販売しています」と書かれた看板が至るところにありますしね。
名物なのは間違いないと思います。

歌舞伎町を模した居酒屋を模したゴーコンの喫茶店

少し前に日本の歌舞伎町を模した居酒屋がベトナムにオープンしたっていう記事が話題になっていましたよね。
あれは確かホーチミン郊外のビンジュンだったと思います。

【週末特集】ホーチミンに歌舞伎町が登場?! 話題の居酒屋「チルタウン」へ行ってみた

実際に行ってみるとハリボテ感満載らしいんですけど、まぁ写真映えはするというか。
パッと見は結構きれいに見えるんですけどね。

今はインスタ映えとかを気にする人が多いから、ベトナム人の間でのそういった撮影スポットになっているのかもしれないですよね。

まぁベトナムの場合はインスタじゃなくてFacebookだと思いますが。

さて、今ボクが旅行しているゴーコンの街なんですが、ここで面白い喫茶店を発見したのでちょっと紹介してみたいと思います。

どんな喫茶店かというと
歌舞伎を模したホーチミン郊外の喫茶店
を模したゴーコンの喫茶店

です。

この店もホーチミンと同様にあくまで写真映えや雰囲気を重視したお店であって。
実際に日本人街があって、買い物ができたりするわけではありません。
その実態は普通の喫茶店です。

メニューもいわゆるベトナムの喫茶店でありがちな普通のものが置かれています。
ベトナムコーヒーとか、オレンジジュースとかですね。

値段もコーヒーだったら15,000ドン(75円)くらいで、そんなに高くないです。
まぁここは田舎ですからね。

このゴーコンっていう街はいろんな市民インフラ。
つまりお寺とか、公園とかもホーチミンと比べるとミニチュアサイズに作られている、そんなかわいらしい雰囲気が漂う街なんですけど。

このハリボテ歌舞伎町の規模感もホーチミンの本家と比べて3分の1位のサイズなんじゃないかな。

やっぱりなんか、かわいらしいサイズ感なんですよね。

どんなに田舎であっても、やっぱり若者はこういった流行のスポットを作りだすものだし、またそこに集まるものですよね。

それは日本でもベトナムでもきっと変わらないんでしょう。

ボク自身、東京みたいな大都会出身の人間ではないので、こういった田舎の若者カルチャーを見ると、ほほえましく見えるし、なんか応援したくもなっちゃいます。

ボクがコーヒーを飲んでいる間にも、ゴーコンの若い子が続々と入店。
ナイトライフを楽しんでいるみたいでした。

ゴーコン市場で発見!Sữa Béo(濃いミルク)ってなんだ?

いやぁ。
ゴーコンは若い人が多いなぁ。
試しに店の売り子さんに年齢を聞いてみたら、14歳とか16歳とか。
いやいや。まだ少女じゃないか、、、

口説こうとか、そういうことには、もはやなりえないレベル。
というか、もしそれをやったら犯罪な気がする。

さてさて。
なぜこんなことを文章の冒頭に置いたのかっていうと、今ゴーコン市場の前にある路上喫茶でミルクを飲みながらこの記事を書いているんだけど。

この店の売り子さんがまさに「少女」って感じの風貌で。
ずいぶん若い子が働いてるなぁ、って気になってしまったから。
それで、こんな始まり方になってしまったのです。

今日でゴーコンは2日目なんだけど、昨日の晩に市場周辺をバイクで散策していたら、やたらと
Sữa Béo
(濃いミルク)

と書かれた看板を出している出店が多い、ということに気づいたんですよね。

店主っぽいおばさんも
Sữa Béo, Sữa Béo ơi Em ơi.
(ミルクあるよー!ミルク)

って掛け声をかけてくるもんだから、きっとゴーコンの名物なんだろうなぁと感じたわけ。

それで、今晩こそは正体を暴いてやろうと思って。
このミルクを目指して市場にやってきたってわけです。

うん。濃いね。

なんで濃いかっていうと、ずばり!これはドリアンですね。
ドリアン入りのミルク。

なるほどなぁ。
その組み合わせかー。

ドリアンって日本では臭い果物の代表格みたいに思われてるんと思うんですけど、実際には栄養価の高さっていうか、濃さとかコクの方にこそ特徴があると思うんですよね。

栄養価でドリアンと対等に戦える果物っていったら何がありますかね?

まぁたぶん、森のバターっていわれてるアボカドくらいのもんじゃないでしょうかね。
いやアボカドでもドリアンの甘みとコクには勝てないな。
そんな感じがする。

ちなみにボクはドリアン大好きです。
値段が高いし、1個買いするととんでもない量になっちゃうので、あまりしょっちゅうは買えないんですけどね。

ドリアンって、他のものとミックスしてジュースにしたりすると結構飲みやすくなったりするもので、フルーツシェイクとして練乳とか氷とかを混ぜて飲むと「あっさり+コク」の味がフュージョンすることで絶妙なおいしさが引き出せるみたいなんですよね。

このドリアンミルクはまさにその王道って感じ。
こってりしたドリアンのコクがスッキリとしておいしいです。

まぁちょっと甘すぎる気もするけど。
言っても果物の甘さですからね。
コーラとかジュースを飲むよりは全然体に良いと思います。

ベトナム人は基本的にナチュラル好きな民族なので、本能的にコーラとかの清涼飲料水を避けている気がします。
この辺はベトナム文化の良いところですよね。

[ゴーコン]鶏のうまさを全て味わえる1杯!鶏肉のフーティウ

ゴーコンのレストランをGoogle マップで検索すると、突出して高い口コミ数を稼いでいるレストランを発見しました。
その口コミ数、なんと172件。
おそらくゴーコンで1番のレストランです。

口コミ情報を読んでいくと、ここで食べることができるのは、どうやらフーティウのよう。

なんだー。フーティウかぁ

そう思ってしまうのは、ちょっと早とちりかもしれないです。

っていうのもこのお店で食べられるのはフーティウガー。
つまり鶏肉のフーティウだからです。

あまり聞いたことがないでしょう?
フーティウガーって。

まぁそうでなくても地域1番人気のお店なわけですから、行ってみる価値は十分にあると思います。

お店に入るときに、ちょっと迷いました。
というのも名店なはずなのに
「えっ?こんなに小さいの?」
と驚くくらいにずいぶん遠慮がちな門構えだったのと、ベトナムあるあるのトラップが仕掛けられていたからです。

トラップってなんのこと?と思う人もいると思いますが
「名店の近くに偽物の似たようなお店ができる現象」
のことです。

まぁよくある話ですね。

さて、このお店に入店してすぐに気づいたことがあります。

あぁ、この店の料理は間違いなくおいしいな

どうしてそう思うか?
それは最初に運ばれてきたお茶の味が素晴らしくおいしかったからです。

お茶なんてどこも似たようなもんじゃないの?

確かに普通はそうなんです。普通は。

大体出がらしで、水なのかお茶なのかよくわからないもの。
それが、「料理のおまけ」としてのレストランのお茶です。

でもこの店は違う。
トロリとした抜群の濃さと香りがあって、お茶だけでも十分に味わえるレベルです。

ベトナムのお茶っていうのは本来はこんな風に香りの高さに特徴がある、とってもおいしいお茶なんですよね。

久しぶりに外食でおいしいお茶をいただけました。


鶏のスープって甘みがあっておいしいですよね。
ボクも昔ハノイに遊びに行っていた時には、よく鶏肉のフォーを食べていたものなんですけど、その味をなんとなく思い出しました。

懐かしいなぁ、、、

鶏の旨味がちゃんと抽出されたスープに、鶏肉やホルモン、レバーなど様々な部位の肉が乗っていて、色々なお肉の旨味を堪能できます。

ベトナムで食べるホルモンって、実はボクはあんまり得意じゃなくて、あまり自分から注文する事は無いんですけど。
この店を信用して注文してみたら、やっぱり正解でした。

田舎の名店っていうのは具をケチらないからいいんですよね。
肉にしても、海鮮にしてもちゃんと満足いく量で食べさせてくれる。

気前の良さがアイデンティティーになっているというか。
それが地元民を惹きつける引力になってるんでしょうね。

この店はきっとシンプルに、仕事が丁寧なんですよね。
だっていろんな部位を食べてみても、どれも臭みが全然ないし、美味しいから。

それはやっぱり、手を抜くことなく長年丁寧な仕事を続けてきたからこそのおいしさだと思います。
Googleマップの口コミのコメントを読んでも、相当な老舗みたいだしね。

大抵どんな街にでも、地元民に愛され続ける丁寧なお店っていうのはあるもので、そういったお店に出会えることっていうのも旅の醍醐味。
だってそこには、その街の歴史を感じるような、そんな風情があると思うからです。

[ゴーコン]ベトナムの中規模都市に移住したら案外快適に暮らせるかも

ゴーコンは小さい街で、人口は調べてみると10万人くらい。

ベトナムには100万人以上の街がたくさんあるので、まぁ街の規模としては最小レベルといってもいいんじゃないでしょうか。

ベトナムは年々人口が増加していっていて、ボクが住んでいるホーチミンに至っては900万人ぐらいいますからね。
この街のなんと90倍です。

ベトナム語では街のことをThành Phố(タンフォー) って呼ぶんですけど。
このゴーコンくらいの小さい街になってくると、もう別の呼び方、Thị Xã(ティサー) を使うみたいです。

あ、ちなみにこの話はあくまで街レベルの話ですよ。
村になるとLàng(ラン) っていう言い方が別にあったりします。

ベトナムで国内旅行するときに、ボクは結構この位の中規模都市が結構好きだったりします。


ベトナムの中規模都市の発展度合っていうのは、イメージしやすいように説明すると、一応スーパーがあって、ファーストフード店が1店舗くらいあって、頑張って探せばエアコンルームがある喫茶店もなんとか見つかる。
そんなぐらいのレベルです。

ボクにとってベトナムの中都市の魅力は手付かずの自然、素朴な人々、それに安くておいしいベトナム料理です。

日々の生活で本当に大切なことって、いってしまえば別にホーチミンみたいな大都会でなくても十分に満たせるわけだし。

むしろ都会より空気が良かったり、夜に散歩をしながらの星空観察が楽しかったりもするので、こういった小旅行に来るたびに

ホーチミンから田舎のほうに移住したいなぁ
なんてついつい考えたりしてしまいます。

最近は経済優先的な考え方よりも、ミニマリストみたいな、シンプルで必要最小限のものだけで生きていくようなライフスタイルが流行り始めてますもんね。

だからこういった田舎を旅行するたびに、
本当にホーチミンみたいな都会で生活する意味ってあるのかな?
田舎の方が快適じゃない

なんてアイディアがボクの中から出てきちゃうのは、今の風潮にもマッチしたことなのかもしれないです。

人間の生活にとって本当に必要不可欠なことって何なんでしょうね?
自分が「ここだけは譲れない」ってポイントです。

ボクの場合はやっぱり

・エアコン付きの喫茶店
・スーパー
・きれいな星空

このあたり。

贅沢といえばエアコンがついた喫茶店くらいかなぁ。
ブログ書いたり、友達とダラダラ話したりするのにやっぱりエアコンだけは欲しいんですよね。

ゴーコンでも一応エアコンがある喫茶店を見つけたし。
やっぱり田舎に移住してもいいのかもなぁ、、、

[ゴーコン]名物料理の「鴨肉とタケノコのブン」は確かにおいしい

鴨肉と竹の子のブン
(Bún Măng Vịt)

ってボクは今まであんまり食べたことがなかったんですよね。

いや、市場とかに行けば食べれる事はもちろん知ってるんだけど、あんまり今まで食べる選択肢にはのぼらなかったっていうか。
この料理を食べるよりは、どうしても別のものを選んでいたわけです。

でも今回は、せっかくゴーコンに旅行に来ているっていうことで、食べに行ってみることにしてみました。

こんな時に役に立つのがGoogleマップ。
とりあえず一番多く口コミ数を稼いでいるお店を探すのが鉄板ですよね。

[口コミ数89件]っていう、田舎にしてはなかなかのお店を見つけたので、そこへ行ってみることに決めました。

鴨肉とタケノコのブン
なはずなんですけど、タケノコの量が少ない。
もう3〜4本くらい追加で入れて欲しいなぁ。
うん。でもスープは間違いなくおいしいです。

鴨肉をじっくりと煮込むと、透明感がありながらもこんなにコクがしっかりとついたスープになるんですね。
そこに、たけのこの風味がプラスされるのが非常にマッチしていて良いですね。

鴨肉の出汁とタケノコの相性の良さを再確認しました。
こりゃあ、神スープですわ。

鴨肉自体も非常に分厚い。
肉を食べている感触が十分に味わえるので、鴨出汁のスープと一緒に食べていると、まさに鴨を満喫するための料理って感じです。

さて、この料理のメインである鴨肉を食べる時なんですけど、どうもテーブルの上に置いてある卓上調味料
Mắm Tôm
発酵エビのソース

がつけダレになってくれるようです。

ボクはこのソースを見たときに
なるほどなぁ
と1人で納得してしまいました。

っていうのも、ベトナムのGoogleでゴーコンの名物を検索していったら真っ先に出てくるのがこの「発酵エビのソース」だったんです。

その割に、市内を散策していてもなかなか見つからなかったので
「どこに行けば食べられるんだろう?」
って不思議に思っていたんですよね。

このお店でようやく出会うことができてよかったです。

このソース、見た目はあの黒いソース。ベトナム料理屋の卓上調味料でありがちな甘いやつ。
あれに似てるんですけど。

味は全然違います。
濃縮されたコクがあって、臭みのないエビの塩辛をすりつぶしたような味。
色はほんの少しだけ紫がかってるんですよね。

ベトナムにあるこの手の発酵調味料っていうのは、臭くて食べづらいことが多いんですけど、これに関しては全然大丈夫でした。

なんでだろう?

このソースと鴨肉は超絶マッチ。
鴨肉に対するつけダレとしては最高峰のソースかもしれないなぁ

ゴーコンの名物料理は、、、一体何なんだ!?

ベトナム人とのコミュニケーションあるあるの1つに
旅先で地元の人に「名物料理や有名なレストランを紹介してよ」ってお願いしてもあてにならない
っていうのがあります。

まぁ考えてみたらこれは日本でも同じかもしれなくて。
自分の地元に遊びに来ている観光客に「オススメの場所を教えて!」なんて突然言われたって、なかなかうまく答えられなかったりしますもんね。

でもですね、そういったことを考慮した上でも、ベトナム人ってこの「地元紹介」が本当に苦手な人たちだなぁってボクは感じてしまいます。

「この街で有名な料理を教えてよ!」

「そうだね、、ところで、あなたは何が食べたいの?それがわからないと何とも言えないよ」

「あー。そっ、かぁ(いや、こちらは名物料理を教えて欲しいから聞いてるんだけど、、、)」

必ずこんなやりとりになっちゃいますからね。

きっと自分たちが日常で行っていることが当たり前になりすぎちゃって、それを観光客に売り込むとか、そういったビジネスセンスがないんでしょう。

まぁその純朴さこそがベトナム人の1番の良いところでもあると思うんですけど。

でもですね、本当になんの個性もない地方なんてボクは存在しないと思います。
絶対、探せばなにかがあるもんなんですよ。
キラリと光る、素晴らしいものが。

そんな自分のことがよくわかっていないゴーコンの人たちへ。
ホーチミンへ帰る時にでも
「とても楽しかった。あなたの地元にはこんな素敵な〜があったよ」
って言ってあげたいなぁ。
そんなふうに思いました。

さて、せっかくゴーコンに来ているわけなので、この街の名物料理についていろいろと調べてみました。

まずバイクを運転して町中を走り回っていたら、やたらと目につく屋台の看板があることに気が付きました。

それは
Bún Măng Vịt
(鴨肉と竹の子のブン)

ですね。

この料理はホーチミンでもちょくちょく見かけはするんですけど、ゴーコンはその頻度がすごい。
そこら辺を見渡してみると、必ず1〜2件は目に入ってくるくらいです。

これはきっと名物料理に違いない。
ボクの直感がそう告げています。
後で食べに行ってみることにしましょう。

それからバイクを運転しながら思い出したのが、街の人の声。
この街で会話していると、いろんな人が
Hủ Tiếu Gà
鶏肉のフーティウ

について話していることを思い出しました。

フーティウはベトナム南部で広まっている一般的な料理なわけですけど「鶏肉の」ってところがミソなんじゃないかな。
というのもこの料理名はホーチミンではあまり聞いたことがないんですよね。

これでとりあえずゴーコン名物として、2つの料理がピックアップされました。

[ゴーコン]素朴なベトナム人の笑顔に癒される

ゴーコンは良い。
着いて間もないんですけど、早速この街の心地よさを満喫しています。
まぁ、あくまでも感覚的なものなんですけどね。

この街の何がいいかって言うと
外人擦れしていない素朴なベトナム人に会えるってことじゃないかな。

これってシンプルなことなんだけど、短期滞在の旅行者にとっては、とても大切なことなんですよね。

ベトナム人って心根は優しい人が多いんだけど、人見知りな人が多くて。
一見さんが旅行に行くと、あまりいい思いをしないケースが多いと思うんですよね。

でもこの街の人はなんか、みんな笑顔接してくれるし、何より外人に慣れしていないみたいで、擦れた反応がないのがいいんですね。

ボクの住んでるホーチミンなんかは、ゴーコンと比べるとやっぱりちょっと無愛想で、あまりフレンドリーじゃない。
まぁ都市部ってのはどの国に行ってもそうなのかもしれないけど。
だから、こういった優しい雰囲気には癒されます。

ボクがチェックインした宿の人たちもすごくフレンドリーで。
チェックイン早々に、
「あなた日本人?何しにきたの?」
なんて質問攻めにあっちゃっいました。

今ボクはコロナで失業中なんですけど、ホーチミンの知り合いに連絡をとって仕事を紹介してあげる、なんて世話まで焼いてくれたんですよ。

それに晩御飯を食べたお店のバイク駐車整理のおじさんもニコニコしてほがらかだった。

ベトナムのあるある話に
「バイクの駐車整理のおじさんはいつも機嫌が悪い」
っていうのがあって。

店員の接客が良くても、このおじさんの態度で店の印象自体が悪くなっちゃう、なんてことが多いんですけど。
この街の駐車おじさんはみんな優しそうな感じがいいです。

今この記事を書いている喫茶店の店員の女の子も笑ってるしね。
ホーチミンの女の子とはえらい違いだ、、、

ベトナム人の笑顔って、素朴でいいんですよね。
ボクは大好き。

それは、たとえ店員であっても、日本みたいなビジネス笑顔がないから、だと思う。
彼ら彼女らが笑ってくれる時って、本当にこちらに好意を示してくれてるんだなぁ、ていうのがシンプルに伝わってくるから。
それでこちらも本当に嬉しい気持ちになれるんですよね。

[ゴーコン]ベトナムらしさ抜群!全てがコンパクトにまとまった街

なんか街全体がミニチュアみたいだなぁ

この町に入ってからボクが最初に感じた第一印象がコレ。

ベトナムの地方都市に「なければならないインフラ」っていえば、なにがあるだろう?
そう考えたときにピックアップされる要素ってのは
ベトナム式のお寺、郵便局、市場、ホーチミンさんの銅像が置いてある公園、この辺だと思うんですよね。

こういったインフラっていうのは、なんというか、ベトナムらしい街を作るのに欠かせないものであって。
ボクはこういった雰囲気を嗅ぐと、「あぁ、ベトナムだなぁ」ってしみじみと感じる。

逆に言ってしまえば、これらがない街からはベトナムの雰囲気を感じない。
だからきっと、これらは
「ベトナムの空気」を構成するために必須の要素なんだと思う。

ゴーコンの市民インフラは何かこじんまりとして、ミニチュアみたいで可愛らしい。

いろんなものの大きさが、ホーチミンと比べると3分の1位かなぁ。
でもそんな中にも機能性があって、コンパクトにまとまっているところにベトナム人の国民性が出ている。
そんなところが、おもしろいなぁ、って思うんですよね。

だってお寺の大きさとか、民家位のサイズなんですよ。
そしてまた、その小さなスペースの中にパゴダとか、御堂とか、お寺に必要な一通りの設備が小さいながらも、所狭しと敷き詰められているわけです。

ゴーコンは公園も小さいし、その小さな公園の隣には郵便局、ってな感じでいろんなインフラがギュウギュウに詰まっている。

なんか、ベトナムの街に観光に来ているっていうよりは、ベトナムを模したテーマパークに迷い込んだみたいな。
そんな感覚に陥ります。

そういえば、日本にもベトナム人の居住区があるわけじゃないですか。
そういったエリアだってこの街みたいな作りにしてみたら楽しくなるんじゃないかなぁ。
雰囲気があるから、きっと人気になる。
日本人も観光に来たりするんじゃないですかね。
そう、思いました。

さて、ゴーコンの街で1番の大通りについての話です。
通りの名前はチュン・ディン通りっていうんですけど。

ゴーコンのチュン・ディン通りはまさにホーチミンのグエン・フエ通りのミニチュアって感じ。
ホーチミンのものと比べるとサイズは10分の1位なのに、少しおしゃれな喫茶店、本屋、メガネ屋、ロッテリアなどが所狭しと敷き詰められているのがすごい。

たぶんこの街で1番近代的っていうか、街っぽい要素?
はロッテリアじゃないかな。
娯楽がないのでロッテリアが若者のたまり場になっているのが微笑ましい。

チュン・ディン通りのメガネ屋の看板
Mắt Kính Số 1 Gò Công
(ゴーコンで1番のメガネ屋)

のちょっと寂れた雰囲気がこれまた可愛らしいです。

ゴーコンからは超機能的で、地方都市なのに人口減少しても寂れないしたたかさ、みたいなものを感じました。

だって、人口たった10万人の都市なのに、寂れてる感じが全然ないんですよ。

どこへ行ってもどこかしらに必ず歩いている人がいるし、目抜き通りのテナントはしっかりと埋まっています。
これはきっと市民にとって本当に必要なお店だけが必要最小限の設備で商いをしているからじゃないかな。

とてもじゃないけど人口10万人の街とは思えないくらいの活気。
これは素直にすごいと思う。

日本では100万都市でもシャッター商店街とか増えているでしょう。
この街を参考にしてみるっていうのはどうだろう。
そうしたら、また日本の地方都市にも元気が戻ったりしてね。

[観光]ゴーコンにつきました。一体どんな街なのか?

ホーチミンから南に向かって、バイクを運転すること2時間。

ついに、ゴーコンにやってきましたー


「いや、そんな街知らないよ。どこにあるの?」
そんな声が聞こえてきそうです。

それもそのはず。
ホーチミン在住8年のボクですら、初めての来訪となるのが、このゴーコン(Gò Công)っていう街。

一般にはまず知られていない街だし、特に観光名所があるってわけでもないですから。
こんな街にわざわざ来る外国人は、まずいないと思います。

では、なんでそんなマニアックな街に今回ボクが来たのかと言うと。

それはズバリ!吉報位旅行のためです。

ボクは方位学という占いを信じていて、月に1回ぐらいヒマができたらラッキーな方角に向かって、2〜3泊の旅行に出かけたりするわけですが。

今回自分の運勢を占ってみたら、なんと行ける方角が「南のみ」だったのです。

ホーチミンはそもそもベトナムの南側にある街ですから、ここからさらに南方面っていうとあんまり面白そうな場所がない、、、
でも吉報位旅行は行きたいしなぁ。

というわけで、苦肉の策としていろいろな南方にある街をリサーチしてみたんですけど、結局このゴーコンに落ち着いた、と。
そんなわけなんです。

あ、なのであえてこの街に来るメリットを考えてみると、ホーチミンから南に方位取りをしたい人にはオススメできる街です。

ホーチミンから見て南方位にはコンソン島(Đảo Côn Sơn) っていう最高のビーチがあるんですが、アクセスが悪いですからね。

手軽に南方位に向かいたい時はゴーコンで決まりでしょう。

ゴーコンは観光地ではないので、当然ガイドブックにも載っていないし、ボクにとっても完全に未知の場所です。

でもそんな誰にも知られていない街を攻略し、楽しみ尽くす。
それこそが本当の旅であって、フロンティアスピリッツですよね。

情報がない、っていう事は逆に考えると想像心をくすぐるもので。
自分で街を攻略していく楽しさがある、ということで心が踊っちゃいます。
誰もが知っている観光地をトレースするよりも、自分しか知らない情報をディスカバリーしていく方が、旅としては絶対に面白いと思うんですよね。

というわけで、ベトナム語のGoogleを検索したり、街の様子を観察したりしながらこの街の魅力を探し出していきたいと思います。