日本で実力よりコミュニケーション能力が重視される本質的な理由

日本の仕事ではコミュニケーション能力が非常に重視されますよね。
それも実力や実績よりもむしろ優遇されている感があるくらいに、です。

そこに対して「理不尽だ!」と怒っている人も多いと思うんですけど。
そもそもどうして日本の社会では実力よりコミュニケーション能力が重要視されるのか。
その理由をわかりやすく解説してみたいと思います

日本人は世界で一番他人と仲良くできない民族である

「和をもって貴しとなす」なんて言葉があるくらいですから。
日本人は和を大切にする民族なんだ、と思い込んでいる人が多いと思います。
でも実際にはそれは大きな間違いで、日本人は世界で最も他人と仲良くすることができない人種であるとボクは思っています。

会社の中で中間管理職の人っていうのはとても大変ですよね。
日本の会社で人間関係をスムーズにすることには異常なストレスがかかります。
どうして日本人はこんなに人間関係でストレスを溜め込んでいるのでしょうか。

それは日本人が個性的な考え方を持っていて、なおかつ非常に頑固であると言う民族的特性を持っているからです。

日本人には「個人の思想の自由を大切にしよう」っていう考え方が根本にあります。
まぁ「人が心の中で何を考えようとそれは個人の自由だろう」っていう感覚のことです。
他の国のように宗教による考え方のベースがないため、思想に関してはかなりの自由が認められるのが日本の特徴。

表立っては波風を立てないように行動していますが、実はびっくりするくらい個性的な考え方を一人ひとりが持っている。
そんな国が日本なんですね。

アメリカなんかよりよっぽど複雑で、どういう考え方や信念で動いている人なのかっていうことが非常に読みづらい国だっていうことです。

さてそうなってくると1つ問題が発生します。
それは団結することができないっていうことです。

日本人の考え方は各個人のポリシーによるところが多いので、共通認識を作るっていうことが非常に難しいっていう特徴を持っています。

冒頭に「和をもって貴しとなす」という言葉を書いたんですけど、ルールっていうのはその集団における問題点を解決するために作るもの。

つまり日本人は昔から和を作ることが非常に苦手な民族だったので、こういったルールが設けられたのじゃないかというふうに推測できるんですね。

外国に出ても揉めている日本人

このように日本人は本来集団で行動することが非常に苦手な民族であるということが言えるわけですけど。

これはベトナムってう外国で生活しているボクが最も強く普段から感じているところです。
海外で生活している日本人は皆この特性に気がついていると思うんですけど。
海外で暮らす現地の日本人はとにかく個人主義が強くて、集団でまとまることができない人が多いです。

ベトナムでも能力を持っている日本人っていうのはたくさんいて、本当は中国の華僑のように協力しあって事業でもすれば相当な成果が出せそうなものなんですけど。
そうは問屋がおろさないんですね。

海外現地で生活をしている日本人っていうのはとにかく「超」個人主義者。
特に能力を持っている人ほど日本人のコミュニティとつるみたがらないっていう特性を持っています。

日本人はビジネスシーンにおいて戦略的合意っていうものが非常に苦手で。
仕事に対するポリシーだとか自分の考え方がジャストマッチしている人としか提携することができないという弱さがあるんですね。

「お互いに利益が取れそうだから考え方は合わないけど今回は一緒にやってみよう」なんて言う妥協ができないんでしょう。

海外で仕事をしている日本人には必ずいがみあっている人間関係が複雑に存在しています。

「海外まで出てきて日本人同士でケンカばっかりしてもしょうがないでしょ」なんてことも言いたくなるんですけど。
とにかく妥協することが苦手なんでしょうね。

「人間関係をまとめる能力=実力」が日本社会の本質

ただボクがここで気づくポイントは人間関係でトラブルを発生させやすいけれど本人の持っている能力自体は高いと言う日本人。
これをまとめていく能力を持っている人っていうのが日本社会において高い評価を受けることができるっていうことの必然性なんですね。

日本のニュースでは最近実力主義の風潮が紹介されることが多いと思います。
ただ実力とは言ってもいろんな評価のやり方があるわけで。
「成果を出す=実力」なんていうシンプルなシステムで日本社会は動いていないと思うんですね。

本質としてはとても簡単な話で。
1.日本人は揉めやすい民族である
2.なので人間関係のトラブルを解消する能力が必要となる
3.社会において成果よりもコミュニケーション能力が重視される
4.と言うことは日本の仕事における実力とはコミュニケーション能力のことである。
5.コミュニケーション能力を磨くことが日本社会で勝つための方法である。
っていうふうに解釈することが自然なわけです。

まず日本人にはもめやすいと言う民族的な特徴があって。
その上で各個人の能力は非常に高いわけです。
なので日本社会はこの日本人の民族的問題である人間関係トラブルを解決することができる人が勝者になるようにできている。

この考え方こそが「日本人がなぜコミニケーション能力を重視するのか?」って言う問いに対する本質的な答えだと思っています。

能力はあるけど評価されない人がストレスを溜めやすい環境が日本にはあると思うんですけど。
そういった人は社会構造に不満を持つべきではなく、磨くべき能力の種類を考え直したほうがいいと思います。

コミュニケーション能力こそが日本社会で必要とされている本当の実力なんじゃないでしょうか。

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yusan

ホーチミン在住8年。元ベトナム語通訳です。 もともとはベトナム人材関係の仕事をしていたんだけど、現在はコロナのせいで失業中。 良い仕事があったら紹介してください😷

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