[ベトナム料理]ホーチミンで1番人気のご当地料理はフーティウ

ベトナム料理で一番有名な麺類って言えばフォーですよね。
ボクが住んでいるホーチミンでも、もちろんフォーは有名で。
風格のある名店もたくさんあるんですけど。

ホーチミンでもう1つ有名なご当地麺にフーティウっていうのがあります。

この料理のフルネームは
Hủ Tiếu Nam Vang
フーティウ ナムヴァン

ナムヴァンっていうのは漢字に直すと「南蛮」ですから。
日本語に訳すと南蛮のフーティウっていうことになります。

南蛮っていう言い方は日本にもありますよね。
魚の南蛮漬けとか。
あれは確かスペインとかポルトガルの方から来た料理だったと覚えてるんですけど。

まぁ南蛮ってのは読んで字のごとく「南の野蛮人」って意味ですからね。
差別的な感じであまりイメージは良くないんですけど。

昔は今みたいなグローバルな世界じゃなくて、封鎖的な世界にみんな生きていたと思うので。
まぁしょうがないんでしょうね。

その当時の日本人にとっての南蛮はポルトガルやスペインだったのかもしれないですけど、どうやらベトナム人にとっての南蛮は多分カンボジアだったようです。

というのもこのフーティウのオリジナルは実はカンボジア。
カンボジアから伝来した料理がホーチミンの庶民の間で愛される料理になったものみたいだからです。

このフーティウは麺のコシに最大の特徴があります。

フォーの麺はヒラヒラとしていてかなり柔らか目。
そんな喉越しの良さがおいしさのポイントになってるんですけど、フーティウの場合は全然違って。

そうだなぁ。
日本の料理に例えると讃岐うどんみたいな強いコシがある麺です。

このコシがほんとに、なかなか良い。

結構クセになる食感です。

ベトナムで暮らす日本人の中にはフォーよりもフーティウの方が好きだって人も多いみたいなんですけど。
そういう人たちって大体このコシにハマっているイメージです。

麺の大きさはラーメン位で、すごく細いんですけど、コシの強さはうどん並みって言う。
このなかなかに独特な食感がフーティウのおもしろいところ。

似ていると言えば、春雨とか冷麺にも似ている気もするんですけど、やっぱりそれともちょっと違うんですよね。

そんなフーティウの具で1番ポピュラーなのがレバーのスライスですね。
まさにチャーシューみたいな見た目で2〜3枚乗っかっています。

フーティウのレバーって臭みがなくてほんとおいしいんですよね。
例えるなら中華料理のレバニラ炒めに入っているレバーみたいな感じですよ。

あれって、なんか定期的に食べたくなるような、クセになる感じがあるじゃないですか。

まぁボクなんかはこれが食べたくてフーティウのお店へ行くってくらいのものです。
それくらい好き。

それからこのレバーと並んで鉄板の具が豚足ですね。
なかなかフーティウの豚足ってまぁ厚みがあって食べ応えがあるお店が多いんですよね。
骨も結構多かったりするんですけど。
そこは素手で掴みながら、ガブっとね。
かぶりつくのがたまらないボリューム感なんですよね。

ホーチミンでフォーの店っていうと日本円で400円位の、ベトナム現地にしては中々な値段帯の名店も多かったりするんですけど、このフーティウの良いところは値段の安さですよ。

1杯で60円〜ととにかく格安で、庶民の味方です。

その分あんまり
このお店がおいしいんだよ!
っていうような名店はなかったりするんですけど、その分街のそこら中にあるのが便利なところ。

とにかく安いし、どこにでもあるので晩飯はめんどくさいからフーティウでいいや、みたいな。
そんな感じでついつい食べてしまいがちなホーチミンの庶民フードです

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yusan

ホーチミン在住8年。元ベトナム語通訳です。 もともとはベトナム人材関係の仕事をしていたんだけど、現在はコロナのせいで失業中。 良い仕事があったら紹介してください😷

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