明らかに「こりゃあ、座れないでしょ!」って椅子がある喫茶店

ボクは今、ホーチミンのとある喫茶店でコーヒーを飲みながら、このブログ記事を書いてます。

この「とある喫茶店」って言うのが、この記事のタイトルに書いた喫茶店。
つまり「この椅子には、さすがに座れないでしょ」って感じの椅子が設置されている喫茶店なわけです。

では早速写真を見ていただきましょう。

どんな感じに見えるかな?
まぁこの写真だけ見たら、普通のちょっとよさげな椅子が置いてある喫茶店に見えるかもしれません。

ただですね。どうでしょう、この豪華な椅子の周囲の席を見渡してみれば、ちょっと違和感に気づくことができるかもしれないです。


「あれ?こちらの椅子は、なんかショボくない?」
そう感じましたか?

実はこの喫茶店の名前はキングコーヒーといって、キング席と言う特等席が設置された喫茶店なんです。

キング席はなんと、広い喫茶店の中にたった1席のみ。

一段上った特設ステージの上に設置された、王様専用スペースになっています。

キング席はみんなから注目されるような喫茶店の中央に設置されているし、個別の照明も完備。
足元も大理石で作られた、なんというか、とにかくきらびやかな作りになっています。

あ、ちなみに
「この席に座ると特別料金がかかるの?」
なんて疑問が湧く人もいると思うんだけど、別に追加料金はかかりません。
自由席なので、フリー。無料です。

このキング席以外は、周辺の席は全てが庶民席ですから。
ちょっと高めの位置に設置されたこのエリアから周囲を見渡すと、自分が王様になった感は、まぁ満載です。

ただ周囲に注目されて相当恥ずかしいので、座るときにちょっと勇気がいるわけですが。

あえてこの席に座ろうとすると
なんか周囲の人が
「え?お前その席に座るの?マジで?」
と言ってるような。

そんな被害妄想が湧いてきてしまうのは、ボクが日本人だっていう、なによりの証拠なのかもしれません。

日本人の観光客の人に
「周囲のベトナム人に注目されながらこの席に座ってコーヒー飲みたい人いますか?」

なんて質問したら、なかなか手をあげられる人はいないんじゃないでしょうかね。
日本人は奥ゆかしいのです。

まぁここはベトナムですから、日本とは文化が違うというか。
なかなか面白いことを考えるなぁ、ベトナム人は。

そんなことを感じた、今日の昼下がりでした。

ちなみに、ボクこの喫茶店に割とよく来るんですけど。

ベトナム人のお客さんは周囲に注目されても、このキング席にあえて座る事はできるのか?
ということにちょっと興味があって。

来店するたびに、ベトナム人のお客さんは座ってるかどうかを、確認してきたんですけど。
やっぱりベトナム人にとっても、周囲の人に注目されながらコーヒーを飲むのは恥ずかしいみたいで。
結局のところ、現地人の間でもこの席の使用率はかなり低いみたいです。

「じゃあなんでこんな席を設置したの!?」
現地人ですら遠慮して座れない特等席。
それを作ってしまうベトナムの喫茶店。

うーん。謎ですね

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yusan

ホーチミン在住8年。元ベトナム語通訳です。 もともとはベトナム人材関係の仕事をしていたんだけど、現在はコロナのせいで失業中。 良い仕事があったら紹介してください😷

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