漫画村問題!出版業界は「新時代に適応したビジネス」をするべき

最近、漫画村っていうホームページが作られて、出版業界が震撼しているらしい。
ネットの登場以降、特に著作物を扱う業界では今までのやり方が通用しなくなってくる時代が来ている今日この頃ですなわけですが。

ボク個人の感想としては、漫画村を非難しても意味がない。
むしろ「ネット時代に対応したビジネスモデルを構築」していった方が生産的なのになぁ、と感じているわけです。
デジタル化が進んで過去の財産で金儲けをするて言うモデルは時代遅れになっちゃいましたからね。

じゃあこれからの時代に適応したビジネスモデルってなんなのか?
その辺を考察してみました。

漫画村は絶対になくならない

まず最初に行っておきたいんですけど、ボクは無料でネット上にアップされた漫画を読んだりとかする人とか、そういったサービスを提供する人っていうのがあんまり好きじゃありません。
そんなことをやってしまうと漫画を描いてくれる作者の人にお金が入らなくなってしまって、「将来漫画家になろう!」っていう人がいなくなってしまうからです。

まぁそんな感情を持ちながらもなんでこんな記事を書いてるのかっていうと、インターネットが発展することによってこの「漫画村的なコピー配布サイト」を作る人っているのは絶対に消えることがないっていう確信ができたからなんですね。

インターネットっていうのはいろんな国で使われていて、その国ごとにサーバーがあって、そこでデータを管理しているわけですけど。
その辺を取り締まる権限っていうのは、当然そのサーバーが設置されている国の法律によって決められるものなわけですよね。

知的財産でご飯を食べている国っていうのは先進国にはたくさんあって、最たるものはアメリカとか日本っていう国になってくるわけですけど。

じゃあ日本やアメリカに敵対している国が日本の漫画やアメリカの映画を勝手にアップロードしていった場合にどう対処するのか?

ここに対する対策っていうのがインターネットによってデジタル化した時代においては取りようがないんですよね。

だってそうでしょう。
いかに日本やアメリカそれからヨーロッパがとても強固な著作権保護協定を結んだとしても、いつだって仲が悪い国っていうのは存在するわけです。
ケンカしている国の著作権を、相手に合わせて守ってあげようなんて国は存在しないわけじゃないですか。

過去の財産で稼げる時代は終わった

ということで、著作権っていう過去の財産で商売をするビジネスモデルは現在では生き残れない状況になったと思います。

さて、ここでちょっとボク個人の話をしたいんですけど。
ボクは今ベトナムって言う国で生活をしています。
ベトナム語が話せるので現地人の情報をリアルに毎日キャッチしてるんですね。

そんな中で現地事情としてボクが最近びっくりしたのはベトナム人が作ったアニメの配信サイトなんですよ。
内容自体は日本語で流しているんですけど、ベトナム語の字幕がついたものになっています。
日本の最新のアニメはほぼほぼここに全てアップロードされていて、ちょっとベトナム語で検索をかけられる人だったら、日本人でも簡単に見ることができちゃうんですよね。

それからiPhoneの裏アプリ。
ベトナム現地では有料アプリを全て無料でダウンロードできるって言う裏アプリが存在しています。
この裏アプリさえあればiPhoneの有料アプリをタダで全てダウンロードすることなんてできてしまうわけです。

いや別にボクはそんなことやらないですけどね。

ただボクが言いたい事は1つだけ。

著作権商売はデジタル化の進行によって全く新しい形のビジネスモデルを作らないことには生きていけないっていう状況になってきているって言う事なんですよね。

ベトナムの無料アニメ配信サイト

PhimMoi.Net
こちらのベトナムサイトでは日本のアニメやアメリカの最新映画を高画質で見ることができます。
日本からアクセスするとベトナム語のクイズが出題され、それに答えなければアクセスできない仕組み。
ベトナム現地人しか使えないように上手くカプセル化をしています。

これからのビジネスモデル

ボクはこれからの出版業界は過去作品をさっさとネット上に無料で全てアップしてしまったほうがいいと思う。

公式で過去作品を全て無料で配布してしまえば、漫画村を超える使い勝手の良いサービスを提供することができますからね。

出版業界としては今までのような膨大なお金は稼げないけど、アフィリエイト収入位は入ってくるので、コピーサイトに利益を取られる位だったら早く洗練されたホームページを作るところにエネルギーを割いたほうがいいと思うんですね。
まずは過去作品から膨大な利益を取るっていう古いビジネスモデルから脱却しなければならないわけです。

それから同時に大切になってくるのが新しい作品からどうやって利益を確保するかっていうことですね。

ちょっと前に「宇宙戦艦ヤマト2199」って言うアニメ作品が流行したんですけど、このモデルは非常に面白いと思いました。
まず映画館で上映して利益を取った後で、アニメを放送するっていう流れのビジネスモデルだったみたいで。
「そんなやり方もあるんだなぁ」って感心しました。

たしかに、初のお披露目が映画館だったら付加価値十分。
熱狂的なファンは映画館まで見に行きますからね。

まとめると
1.過去の著作物からお金を稼ぐ時代は終わったので各作品はすべて無料で開放する
2.その上で新規作品からどうやって利益を確保するのか、という対策を練っていく

この2つのポイントで動いていくことが、これからの時代に適応したビジネスモデルなんじゃないかな、っていうのがボクの意見なんですね

The following two tabs change content below.

yusan

ホーチミン在住8年。元ベトナム語通訳です。 もともとはベトナム人材関係の仕事をしていたんだけど、現在はコロナのせいで失業中。 良い仕事があったら紹介してください😷

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください