コルカタは偉人の街!3人の偉人とオススメの遺跡を見に行こう!

コルカタの空港に着いたら、様々な人物の肖像画を見ることになると思います。
その中には日本でも超有名なマザーテレサの姿も見ることができます。

そう。コルカタはインドの中でもとびっきりに文化的な街。
世界的にも聖人とされる人物を数多く輩出している街なんです。

せっかくコルカタに来たのなら、ちょっと普通の日本人が知らないような人物の足跡を追ってみるのはどうでしょうか。

この記事ではコルカタに来たらぜひ訪れてみたい偉人ゆかりの場所をピックアップして紹介していきます。
「こんな人知らなかった、、、」なんて人はむしろチャンスです。
この機会に自身の教養をアップグレードしてみてはいかがでしょうか。

マザー・テレサ

インドで1番の貧困街。
それがコルカタです。

現在では少なくなってきたものの、ボクが初めてインドを訪れた時ですら街には乞食が溢れ、ヤバそうな人たちが街のいたるところにいる。
そんな街でした。

そんな世界でも最も大変なところで18歳から87歳の生涯を終えるまでの間ずーっとボランティア活動をしていたのがマザーテレサ。
キリスト教の聖人です。

ノーベル平和賞の授賞式ですらいつも通りの質素な出立で登場し、人々を驚かせました。
賞金を受け取った際にに彼女が言った言葉がこれ。

このお金でいくつのパンが買えますか?
凄すぎる。

ボクはキリスト教徒ではないけれど、たまに世界各地で目にする敬虔なキリスト教徒の生き様にはものすごく感銘を受けるんですよね。
自分の欲とかそういったものはないのでしょうか?

[マザーテレサの名言]
豊かな国ほど心が貧しい。
物質的な貧困に比べて心の貧しさは深刻です

マザーハウス

この街に来たらこのマザーハウスでボランティアをする人は多いと思います。
ボランティアをする場所はコルカタの各地にあるんですけど朝のミサとボランティア先への配属が行われるのがこの施設。
実際にマザーテレサが生活していた場所でもあり、彼女の部屋(非常に質素)が今でも一般開放されています。
彼女の誕生日(8月26日)には質素ながらもイベントが行われていて、様々なメディアが取材に来ています。

The Mother House of the Missionaries Of Charity
住所: 54A, Acharya Jagadish Chandra Bose Rd, Ripon Street, Kolkata, West Bengal 700016

死を待つ人の家

マザーテレサのボランティア、その総本山と言えばこの死を待つ人の家。
瀕死の人間、病気の人間を受け入れている施設。
「せめて死ぬまでの間くらいは綺麗なシーツの上で生活をしてほしい」
そんな思いで今も介抱を続けている世界でも最もボランティア精神にあふれた優しい施設です。
ここは観光地ではないので、入りたい人はボランティアに登録して最低でも1日は働く必要があります。
ガチのボランティア施設なので内部の写真撮影などはNGですよ。

Kalikhat
住所: マザーハウスでボランティアに登録したらわかります

ラビンドラナート・タゴール

アジア人初のノーベル賞受賞者を知っていますか?
それがこのタゴールです。

詩人であり、思想家であり、作曲家でもあるという多彩な偉人。

・ギタンジャリという文学作品でノーベル文学賞を受賞
・ガンジーの独立運動での精神的な支柱となった
・インド、バングラデシュの国家を作曲

ギタンジャリと言うのはインドの古典を英訳した作品。
タゴールはインドの文化を英語に翻訳して、インドの思想や哲学が欧米でも通用すると言うことを示したわけですね。

そしてタゴールの思想家としての影響力はものすごいものがありました。
あの有名なガンジーにとっても精神的な支柱であったと言うのはその凄さの一端。
アインシュタインや「茶の本」で有名な岡倉天心とも親交があり、日本にも度々来日していた日本ゆかりの人物です。

インドの国歌はこのタゴールが作曲したもの。
今現在でもこの国家は使われ続けていて、作曲家としての才能も非常に高いものであるということがわかります。
インドって文化的な面での発展レベルは凄まじい国ですからね。
そのインドで最も重要な歌である国歌に採用されているというのはものすごい功績だと思います。

[タゴールの名言]
愛が負けるなどということは事実としても、真理と認めるわけにはいかない

タゴールハウス


タゴールの生家
博物館のようになっていて、彼の書斎や様々な展示物が見られます。
日本人として面白いなぁと感じるのは日本に関する展示物。
彼は日本ゆかりの人物でもあるので来日した際の様々な写真が飾られていて、現代を生きる我々にとっても襟元を正させられる展示になっています。
中国に対する展示物等もあるのですが、その中でも日本館は結構豪華。
インドと日本のつながりを感じられる面白い施設です。

Rabindra Bharati University Jorasanko Campus
住所: No 6/4, Dwarakanath Tagore Lane, Raja Katra, Singhi Bagan, Jorasanko, Kolkata, West Bengal 700007

サダルストリート

バックパッカーの人にとってはお馴染みのサドルストリート。
安宿や安食堂がひしめき合っている混沌としたエリアです。
タゴールは一時期このサダルストリートに住んでいたことがあり、彼ゆかりの地であることを証明するように銅像が立っています。

Sudder Street
住所: Zoya Fashion, 2/1, Sudder St, Fire Brigade Head Quarter, New Market Area, Dharmatala, Taltala, Kolkata, West Bengal 700016

タゴールの作品を読んでみたい人へ

青空文庫という著作権が切れた作品を無料で公開しているサイトがあるのですが、そこでタゴールの作品を読むことができます。
内容は「さすが詩人」といった感じでかなり難解ですが、読書家の方はぜひチャレンジしてみて下さい。
ギタンジャリ
唖娘スバー
それから、タゴールvsアインシュタインの議論も非常におもしろいです。オススメ。
アインシュタインとタゴールの会話

スバス・チャンドラ・ボース

インドにおけるイギリスからの独立運動と言えば誰でも知っているのはマハトマ・ガンジーでしょう。
非暴力、不服従というすばらしい哲学で独立を勝ち取った。
そんなイメージを持っている人が多いと思います。

しかしそんな当時のインドにも「軍事力を持って相手を制圧する!」と言う強硬な姿勢を示した人もいました。
それがこのチャンドラ・ボースです。

彼は
「ガンジーの柔らかい姿勢は哲学的には崇高だが、国際社会では通用しない」
と考えており、ガンジーとは真逆の方向でインドの独立を目指しました。

彼の異常に強行的な姿勢と、インド独立への強い想いは日本の総理大臣、東條英樹の心を動かしました。
(実際に東條英機はチャンドラ・ボースに会った後「ありゃあ人物だ、、、」という言葉を言ったとされています)

そしてついに日本軍はインド軍と結託しイギリスと対決することになったのです。
いわゆるインパール作戦ですね。

この戦争は「世界史史上稀に見る無謀な作戦」として知られていて、戦争に参加した日本兵のほとんどが戦死したことから日本にとっては最悪の作戦であったと評価されています。

でも、このチャンドラ・ボースの想いによって始まったインパール作戦は結果的にインド人の志気を高め、インド人の反乱につながりました。
そして結果的にイギリスはインドの独立を認めることになったわけです。

その功績は現在では広く認知されていて、なんといってもコルカタの空港名は「スバス・チャンドラ・ボース国際空港」となっているほどです。
インドはガンジーのような柔らかい活動のみで独立を勝ち取ったわけではないわけですね。

[チャンドラ・ボースの名言]
まず殺してから考えろ

ネタージバワン


日本人観光客はほとんど来ないであろう博物館にも関わらず、最も重要な展示場は日本についてのもの。
彼の最も重要なシンボルマークである軍帽もここに展示されている。
ここで目を引くのは「日本政府が彼に寄贈した日本刀」。
(ちょっと保存状態に難ありだけど、、、)
中央にディスプレイされており、日本とのつながりを感じさせられる。
Netaji Bhavan
住所: 38/2, Lala Lajpat Rai (Elgin) Sarani, Sreepally, Bhowanipore, Kolkata, West Bengal 700020

東京都杉並区の日蓮宗蓮光寺


インド観光情報からはちょっと外れてしまうんですけど。
チャンドラ・ボースは日本ゆかりの人物でもあるということで、日蓮宗蓮光寺で葬儀が行われました。
このお寺にはインドの大統領や日本の安倍首相も訪れていて、日本観光にくるインド人の観光スポットにもなっています。

日蓮宗蓮光寺
住所: 東京都杉並区和田3丁目30−20

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yusan

ホーチミン在住7年。元ベトナム語通訳です。日本で働くベトナム人に質の高い教育を施してあげたい。日本に良い人材を送りこみたいという気持ちで教育事業を行なっている日本語教育のプロです。ベトナム人材についてのご相談はボクのメールに直接どうぞ。

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