UberとGrabは法律を守れ!ベトナムタクシー会社の看板を翻訳

ボクはベトナム生活が長いのでいつもバイクで移動していて、実は自分的にはあまり関係がない話だったりするわけですけど。
最近はベトナムでもUberとかGrabが移動手段として大人気ですよね。

それが現地の既存タクシー会社を圧迫しているというのは間違いがないようで。
その証拠とも言える看板を街中で見つけたので、ちょっと説明してみることにしてみます。

看板はベトナム語で書かれてるわけですけど、日本語に翻訳していきますよ。
現地タクシー会社の魂の叫びです。

現地のタクシー会社からUBERとGRABに反対の声

最近流行っているUberとかGrab。
こういう会社っていうのは、スマホの技術を使った新しいタイプのタクシー会社ですね。
そういったものが最近ベトナムでも流行ってるわけですけど。

まぁ普通のタクシーよりも安いですからね。

でもこういう新しい産業って言うのが既存の業界を脅かすものであるっていうのはしょうがないことなので。
宿命のようなものだとボクは思ってるわけですけど
やっぱり今までそういった業界で働いている人たちが反発するっていうのも当然の話なわけですよね。

こないだですね、ベトナムの道をバイクで走っていたら、ベトナムの大手タクシー会社であるVinaSunタクシーの車体の後ろ側にUberとGrabに対して文句を言ってるような文章の看板を見つけたんですね。

「ちょっとおもしろそうだなぁ」ってちょっと興味をひかれたんで、運転しながらベトナム語で書かれたその看板を読んでみたんですね。
その看板はホーチミンの街を走っているVinaSunタクシーの7割ぐらいには貼り付けられているようなので、町中どこでも目にするくらいのものだったりするわけですけど。

ベトナムでよく見るプロパガンダポスター風の字体ですね。
赤色の背景に黄色の字で書かれるっていう、いかにも共産主義らしいやつ。

こういうポスターってベトナムではしょっちゅう登場するので、目にする機会は多いんだけど。
すぐに街から消えてしまうことも多いので、今回は忘備録的にブログに残しておこうかなぁと思います。

Vina Sunタクシーは怒っているようです

ベトナムに昔からあるタクシーの会社が、最近新しく進出してきたUberとGrabに対して文句を言ってる内容のこのポスター。

どうも種類は2種類あるみたいです。
1つずつ紹介してみますね

UBERとGRABにベトナムの法律をちゃんと守る様に要求する!
[YÊU CẦU UBER VÀ GRAB PHẢI TUÂN THỦ PHÁP LUẬT VIỆT NAM]

不公平だ!GRABとUBERには経営上勝ち目がないじゃないか
[ĐỀ NGHỊ DỪNG THÍ ĐIỂM GRAB VÀ UBER VÌ QUÁ NHIỀU BẤT CÔNG VỀ ĐIỀU KIỆN KINH DOANH.]

どちらの文章読んでも、かなりお怒りの様子が伝わってくると思うんですけど。

どうなんですかね。
GrabやUberってベトナムの法律に違反した経営をしてるのかなぁ。
ちょっとボクはわからないんですけど。

でももし違法行為をしているとしたら、それは怒られてもしょうがないですよね。
まぁでもベトナム人はちょっと早とちりのところもあったりするので。
「とりあえず文句言ってるだけ」の可能性もあったりするのかな、っていうふうにも感じるんですけど。

それから2文目ですね。
経営の条件が違い過ぎて不公平じゃないかって言う話を書いてるわけですね。

これに関してはどうなんでしょうねぇ。
まぁ経済っていうのは効率化の歴史だったりするわけだから、お客さんから見て安いほうに会社の選択肢が流れていくっていうのは、割と自然な行動じゃないかと思うんですけど。

最近は現地人でもGrabとかUberすごい使いますからね。
既存のタクシー会社は危機感が相当にあるんでしょう。

それで今回の看板みたいなのが登場したんでしょうけど。
法律で規制でもしない限り多分この流れは変わらないので、ひょっとしたら今あるタクシー会社は何年後かには潰れてしまうかもしれないですね。

ベトナムで体感する外資の進出

ベトナムでは最近「外資の流入がかなり進んできている実感」を現地に住んでいる人はみんな持っていて。
日常生活の中でも外国企業の印象がかなり強くなってきたと思うんですね。

1つの例としては宝くじ。
ベトナムにはもともと国営の宝くじっていうのがあって。

まぁ、ほとんど当たらない詐欺(?)のようなものなんですけど。
それをホームレスのような人たちが売りに行くっていう、そうゆう文化があるんですよね。

ベトナム人はみんなボランティア精神で買っているというか、当たるとは思っていないような感じで。
(正確に言うと小額は当たるようですが、大金当選の話は全然聞かない)
そんな「当たりが無いんじゃないの?的な宝くじ文化」が昔からベトナムには存在していたわけですね。

そんなところに最近登場したのがアメリカの宝くじ。
どういう仕組みで入ってきているのかはわからないですけど、まぁ最近はアメリカの宝くじを販売している販売所が町中にポツポツと出てきていてね。

ベトナムの宝くじよりも当たるよ、って言うので現地人はアメリカの宝くじを買うようになってしまったって言う。
そんな小話もあったりするわけですね。

でもそんな話を聞くと「ベトナム人って優しいところがあるなぁ」と思わないですかね。
当たらない宝くじをホームレスさんを助けてあげるために買ってあげるわけですよ。
日本人だったら買ってあげないですよね。
絶対当たらない宝くじ。

そんなベトナム人の優しさが詰まっているのがベトナム宝くじ文化だったと思うので。
この事件に関してはちょっと悲しい気持ちをボクはもってたりします。

やっぱり経済発展によって文化は変わってしまうんだよね。
つまらない方に。

ベトナムの宝クジ


これが典型的なベトナムの宝くじ売り。
売り手はホームレスに限らなくて、アルバイトとしてやっている普通の人も多い。
おばちゃんの売り子が多い印象。

さて話を戻すと、日本人的にもなじみが深いところで行くとファミリーマートとかセブンイレブンっていうコンビニ業界も、ものすごい勢いで進出している外資の一つ。

今まで自国の産業を守ってきていたベトナムに、ついに巨大な外資が入ってきていると言う現在の状況。
この状況がどのように変化していくのかを観察するのが、これからのベトナムの経済を見ていく上でとても大切なポイントなんだろうな、とボクは感じているんですね。

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yusan

ホーチミン在住8年。元ベトナム語通訳です。 もともとはベトナム人材関係の仕事をしていたんだけど、現在はコロナのせいで失業中。 良い仕事があったら紹介してください😷

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