なぜ「大阪の人が東京を嫌う傾向」は間違っているのか?

大阪の人って東京を敵視している人が多くないですか?

多分大阪以外の人のほとんどはこの意見に納得するんじゃないかな、と思います。
なんか大阪の人って東京に対してコンプレックスを感じている雰囲気がある、、、
大阪の人にこんなことを言うと怒られてしまいそうな気がするんですけど。

ボクは別に煽りたくてこんなことを言っているわけじゃありません。
ちゃんと最後まで読んでもらえたら、ちゃんと納得してもらえると思うので、とりあえずこの記事を最後まで読んでみてください。

ちなみにボクは九州の福岡出身です。

第2の街が第1の街を敵視するのは世界的な傾向

大阪っていうのは日本で第2の街ですよね。

いや、ボクはもちろん「神奈川の方が大阪より人口が多い」なんて事は知っています。
ただ、東京と神奈川っていうのはセットで関東圏になっていますから、この2つは同一視するべきだと思います。
なので文化圏でわかりやすくカテゴリを分けていけば、やっぱり日本で第2の街は大阪ってことになると思うんです。

さて大阪という第2の街が東京と言う第1の街を敵視していると言う状況があるわけですが、実はこのような構造は世界的にもよく見られることであって、べつに日本に固有の問題ではありません。

まぁ大体イメージはつきますよね。
2番手はいつも1番手をどうやって追い抜かそうか必死に考えているものなのです。

ボクが住んでいるベトナムだってそうです。
ベトナムで1番人口が多い街はホーチミン、そして2番の街はハノイなんですが、この2つの街は結構激しく対立し合っています。

しかしこの資本主義的な対立の構造ってどうなんでしょうね?
21世紀の今の時代に対立し、競争することに意味があるのか?
ボクはないと思うんですよね。

ボクシングで言えば大阪はランキング1位!東京はチャンピオン

ボクシングにおける順位の付け方を知らない人がいるかもしれません。
なので少し説明を付け足そうかなと思います。

ボクシングには世界ランキングや日本ランキングといったものがあって、選手には階級別で順位がつけられています。
日本ランキング1位とか3位とか。そういった感じですね。

ただしボクシングの世界でチャンピオンだけは特別枠。
1位の上に立っているのがチャンピオンであって、ランキングの別枠に位置している特別な存在なんですね。

このボクシングの構造を使ってわかりやすく説明すると、東京というのは日本国のチャンピオンです。

なぜでしょうか?
それは東京と言うのはそもそも街ではなく日本という国の集合体だからです。

東京はもちろん日本で1番発達した街ですが、この東京という戦場には北海道の人もいれば九州の人もいます。
そしてもちろん大阪の人だって活躍しているわけです。
メトロポリタンなのが東京の特徴。
ある意味では日本で最もアイデンティティーがない街だと評価することもできるでしょう。

東京にどのくらい生粋の東京人が住んでいるのか?
ネットで調べると、東京の人口の50%位が生粋の東京人らしいです。
本当にそんなにいるのかなぁ?と感じますけどね。
実感としては東京で会う人の2人に1人が東京出身者であるとは思えないんだけど。

まぁそれでも人口の半分が地方出身者であると言うのはずいぶん混沌としていますよね。
つまり東京はいろんな地方から出てきた人たちで成り立っている街なわけです。

対して大阪のほうはどうでしょうか。
大阪というのは文化的なアイデンティティーを持った日本最大の地方都市です。
大阪には独特な地方色があり、そして実際に地元民や関西圏の人間によって作られている街です。

日本全体 vs 1つの地方都市と言う構造で争っても勝ち目があるわけがないんですから、この対立構造でものを見る事はそもそも間違っています。

チャンピオンは別格なのですから、
チャンピオン vs ランキング1位
の構造で対立するのではなく、
ランキング1位 vs ランキング2位〜
という構造で競争する。

それが正しいエネルギーの使い方だと思うのです。

[大阪 vs 東京]=[日本 vs アメリカ]

ボクは気学者です。
世の中で発生している様々な構造の傾向を読み解くことによって、気の流れを分析しています。
今回の記事では大阪 vs 東京と言うことで話をしてきましたが、ここではもう一つ大きな枠でこの構造を分析してみたいと思います。
「日本という国家」よりももう一つ大きな枠、というと何になるのか?
それはもちろん世界ですね。
世界の中心とされるアメリカについて、説明してみたいと思います。

ボクの独自の分析によると、そもそもアメリカは国ではありません。

アメリカとは世界中の国々の集合体なのです。
アメリカの中には世界中の有能な人が集まっています。
そこには白人もいるし黒人もいるしアジア人もヒスパニック人もいます。
もちろん日本人でノーベル賞とった人だって、アメリカに移住して生活していたりするわけです。

このことをわかりやすく言い換えると
大阪 vs 東京=日本 vs アメリカ
となる事がわかるでしょうか。

昭和の日本はアメリカに追いつくことを目標に頑張ってきました。
しかし、たった1つの国が世界中のエッセンスの集積所であるアメリカに勝つことは無理なことなのです。
なぜなら
アメリカを目標として日本の競争力を上げる行為
は、本質的に
大阪が東京を敵視する行為
と同質のエネルギーを持っているからです。

あの国に存在しているエネルギーの本質は、東京的なメトロポリタンなエネルギー。

そこに文化的な要素はほとんどありませんが、徹底的な効率化により鍛錬された世界最大の経済力のみが存在しているのです。

東京は本当にすごいのか?アメリカは本当にすごいのか?

東京には日本のあらゆる文化が集まっています。
おいしいお好み焼きがあり、とんこつラーメンがあり、北海道の海産物だって食べることができます。

この見方でものを見たとき、視点を広げた先にあるのはアメリカです。
アメリカにはおいしい和食があり、フランス料理があり、そしてメキシコ料理もあります。

どうも東京の人やアメリカの人はこの「なんでもあること」に対して誇りを持っているように見えます。
(まぁ、実際には生粋の東京人やニューヨーカーは謙虚な人が多いんですけどね)

「東京はすごいよ!」「アメリカ is ナンバーワン!」
しかし本当にそうなんでしょうか?

アメリカのニューヨークでは確かにおいしい寿司が食べられるかもしれません。
もちろん、おいしいラーメンだってあるでしょう。

じゃあ極論を言ってしまえば、アメリカのニューヨークに行きさえすれば世界中の全ての文化を経験したことにしてしまって良いのでしょうか?
もう日本へわざわざ旅行に行く価値は無いのでしょうか?
もちろんそうではないですね。

アメリカには確かに世界中の全てのものがあるかもしれませんが、それと同時に何もないとも言えるわけです。

東京も同じです。
東京には日本の全てがあるように見えて、実は何もない。
これこそが東京という街が持つ本質なんだと感じるんですよね。

最後に。ボクは九州の福岡出身です。
九州と言えばとんこつラーメンがおいしいのが有名ですよね。

今は東京にだって一蘭もあるし一風堂もあります。
チェーン店なので、味はもちろん同じ。
ボクは東京の一蘭っておいしいと思います。

でもね、絶対福岡で食べた方が豚骨ラーメンっておいしいんですよね。
なんででしょうかね?
こんな主観的な意見を言って、今回の記事は終わりにしようと思います。

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yusan

ホーチミン在住8年。元ベトナム語通訳です。 もともとはベトナム人材関係の仕事をしていたんだけど、現在はコロナのせいで失業中。 良い仕事があったら紹介してください😷

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