まだお金を稼ぐ方法が知りたいの?お金の時代はもう終わるのに

昔「ゲーム脳の恐怖」なんていう本があった。
ゲームをやってると脳がゲーム脳になってしまい、正常な判断ができなくなる、なんて内容だったと記憶している。

現在ではついに市民権を得るに至ったゲームだけど、ボクが子どもの頃には相当に迫害を受けていて、ボク自身も親からものすごく制限されていたことを覚えている。

何が言いたいのか?というと
結局はいつの世も若者の意見が1番正しい
ということが言いたいのだ。

現在の若者の嗜好や考えは何十年後、彼らが大人になったときに必ず社会の本流となる。
これは間違いのない事実である。

どうして現在では昔ほどゲームが非難されることがなくなったのだろうか?
それは思春期にゲームをして育った子供たちが今は世の中に出て活躍する時代になったからだろう。

さて、ここでようやく本題に入ることができる。

現在ほとんどの日本人は必死になってお金を稼ぐ術を模索していて、お金持ちを無条件に奉る文化があるように感じる。

しかし現在の若い世代は実際にはお金を持っている大人に対してどう思っているのだろうか?

もし彼らがお金に興味がない、とするならばどうだろう?
きっと現在主流となっている「お金が大切だ」という価値観は彼らが社会に出たときには通用しないものとなっているのではないだろうか?

若者世代と年上世代の価値観は真逆である

今のご時世に必死になってビジネスをやろうとしているのはせいぜい30歳より上の世代くらいのものだと思う。
「金があることはいいことだ」とか「経済は大切だ」という時代遅れの考え方で間違った方向へ突っ走っているのである。

ボクはバックパッカーとして色々な国に出かけるという趣味を持っているので、安宿に泊まると若者と話をすることがよくある。

18歳とか20歳とか。
そんな若い世代の人と話す機会に恵まれているわけだ。

そして若い世代の人と話していると強く感じるのは、彼らは非常に純粋で「何とかお金を稼いでやろう」なんていう野望がほとんど見えないと言うことだ。

この辺はどうも30歳より上か下と言うあたりで分断のボーダーラインがあるみたいだ。
なので恥ずかしいことに年齢的にはボクが所属している30代というのはお金が大好き。
脂ぎった雰囲気を出している人が多いみたいだ。

そして残念なことに最近では若い世代の価値観と年上世代の価値観がミスマッチしている瞬間をよく見るようになってきた。

どういうことかと言うと「お金を持っている」ことを偉いと思っている年上世代を若者世代が冷ややかな目で見つめている。
そんなシーンが目につくようになってきた、というわけだ。

年上世代はなんのために必死になってお金を稼いでいるのか?

それはボクに言わせると若者に「うわー。この人、人間としてのレベルが低いわー」とバカにされるために頑張っているようにしか見えない。
価値観が本当に全然違うのである。

年上の世代は早く気づかなければならない。
お金を持っているということに全く価値がない時代がもうすぐ来る、ということについてである。

なぜ若者はお金に興味がないのか

しかし、そもそもである。
どうしていわゆる「今時の若者」はお金に対する興味を失ってしまったのだろうか?

1つの理由としては
お金と言う価値観で争っては絶対に勝てない時代に生まれてしまった
ということがあると思う。

現代の日本では資本家層が上の世代で固まってしまっていて、母数の少ない若者がどれだけ頑張っても経済という点においては絶対に勝てない。

これは途中参加のゲームで絶対に勝てないルールを押し付けられた状況、と言えば分かりやすいだろう。

人は絶対に勝てないとわかっている時に努力をする事は無い。
あくまで努力というのは頑張ったら報われるからこそするのである。

ではそんな状況下で若者は何をするのか?というとそれはルール自体の変更である。
お金と言うルールで勝てないのであれば、そもそものルール自体を変えてしまおう、という力が働くわけだ。

その結果として現在の若者はお金に興味がない、ということになったのではないだろうか?
これは彼らが年上世代に繰り出すまさにカウンターパンチである。

お金はいらない。だから働きたくない。
そう言われたら上の世代の人間だってさすがになにも言い返せないに違いないからだ。

生きる上でのルールが違う。
年配の人からすればこれはまさにエイリアンと話すようなものだろう。

またもう一つの理由として
今の若い世代は精神レベルが高いから
ということも言えると思う。

きっと現在の日本でお金を稼いでいる人を見ると夢をみれないのだろう。
・人を搾取することで成り立っている会社
・国の補助金目当てでお金を儲けている会社
などなど。

正道でビジネスをしているまともな会社が非常に少なくなっているからだ。

現在の若い世代は倫理観が高く、自分本意な考え方ができないため「自分はそんな汚いことをしてまでお金を稼ぎたくない」と感じてしまうのだと思う。

ではこれからの時代に尊敬される人とは

もうすぐやってくるであろう新時代ではお金を持っているということがそもそもプラスではない。
むしろマイナスである。

なぜならば「自分がお金を持っている意味」と言うものを矛盾なく説明ができない人間を新時代の人間は馬鹿にするからである。

「なんでそんなにお金をもっているの?」
その質問に対する答えこそが評価の対象だからだ。

もちろん自分にやりたいことがあって、それを実現するためにどうしてもお金が必要だから貯蓄をしている。
そんな人はむしろ尊敬されるだろう。

ただ年配世代にありがちなタイプの生き方。
つまり自分の将来が不安だからと自分本位の理由で資産をプールしているような人は軽蔑されるに違いない。

物質的に豊かな年上世代と比較して精神的に豊かであるのが新世代の特徴である。
・言っている事とやっている事の辻褄が合うこと
・自分のためでなく人のために生きること
・建前ではなく本音が本当にきれいであること

これらのポイントを押さえている人間はどうも若い世代に評価されるようである。

昭和的な価値観を持つ人。
つまり
言っていることはきれいだが、実は自分本位
というような人はすぐに見透かされて軽蔑される社会が待っている。

「お金を持っている」ということがマイナスの価値観となった世界では、ポリシーや精神性こそが最重要ポイントだからだ。

だから今現在、生きる上で最低限以上のお金を貯蓄している人は早く手放さなければいけない。
でなければ、それは将来に必ず黒歴史となって帰ってくるからだ。

近い将来に「自分の人間性の低さを証明する道具」となってしまうお金。
そんなものに一体いつまで人はしがみつき続けるのだろうか。

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yusan

ホーチミン在住7年。元ベトナム語通訳です。日本で働くベトナム人に質の高い教育を施してあげたい。日本に良い人材を送りこみたいという気持ちで教育事業を行なっている日本語教育のプロです。ベトナム人材についてのご相談はボクのメールに直接どうぞ。

2 thoughts on “まだお金を稼ぐ方法が知りたいの?お金の時代はもう終わるのに

  1. さり

    この記事を興味深く読ませて頂きました。なぜなら息子・甥の今の若者世代の気持ちが垣間見えたからです。
    「お金を持っている」ことを偉いと思っている年上世代を若者世代が冷ややかな目で見つめているは面白かったですね。なるほど~そうなんだぁ~ふむふむ。
    できたら、今回昭和の年上世代はどう考えてるのか、若者世代をどう見てるのかを少しでも理解したり、理解は無理でも、参考にしてもらえると嬉しいです。
    平等にしてほしいですね(笑)

    まず、年上世代はなんのために必死になってお金を稼いでいるのか?
    それは、自分と周りの人を豊かにするため。
    若者世代はお金に興味ないと言いますが、ゲーム機はほしいよね?漫画の本もほしいよね?勉強には興味ないけれど、働きたくないから大学へ行きたいよね?
    コレすべてお金がなければできません。(成績よくて奨学金で大学は別です)
    子供のしたい事を少しでもと頑張って稼ぎます。昭和世代は。

    私から見ると今の若者世代の方が自己本位になって来てるなぁ~と思いますね。息子・甥の行動色々見て当てはまるのが、
    代表的なのは「結婚しない」この結婚しない人の心理には、
    ・自分の事で手いっぱい。人の為、子供の為に朝から晩まで働くのは嫌、マイペースで生きたいから。と言う考え方が強いからだと思う。
     好きな奥さん・子供がほしいと言う物を買い与えて、喜んでる顔を見るのが好きとか、そう言う感情が少ない様に思うね。

    甥は親から、付き合う彼女から奥さんからお金を借りっぱなし。残業は嫌だと転職を繰り返してます。
    自分の時間がほしいから残業したくないと言います。気持ちすごくわかる。誰だって残業嫌ですよねぇ~。
    で、甥、若者世代はお金には興味ないっと言いつつも・・
    結婚する時、祖母からのお祝い金・親戚からのお祝い金はいくらもらえるのか、あてにしてましたね。
    これがもし、甥が「いや、おばあちゃんお金要らないよ、美味しい物でも食べて」と言ったらたいした者ですよ。魂のレベルが高くなったなぁ~
    時代は変わりつつあるんだ~と思える。
    現実は違う、うちの息子も親の財産をあてにしてる。金持ちの嫁捕まえて、親の財産もらって、働かずに遊んで暮らせる生活を夢見てますよ。
    その夢が現実とならない限り働かなくてはならない。現在文句言いながらでも息子は働いてるけれど。本心は「働きたくない」と常に口にしてます。
    矛盾してますよね。

    どうしてこう言う考え方になったの?
    1つの理由にお金と言う価値観で争っては、絶対に勝てない時代に生まれてしまったということ。
    コレだと私も思いますね。

    親に勝てない、越えられない。そんな気持ちが心奥底にあります。
    「金は俺(私)らより持ってるんだから大丈夫だろー」「親の心配より俺(私)の心配してくれよ~」
    悩み事・助けてほしい時以外電話して来ないのも若者世代自己中の特徴のひとつですね。
    俺ら(私)のもらえる年金はスズメの涙の時代・・年寄はなるべく早めにお金残して・・の若者世代の考えは精神レベル高いとは決して言えないでしょう。
    昭和世代はまだ親の面倒をみないといけないっと考えてる人が多いけど、若者世代は親の面倒をみると考えてる人どのくらいいるのだろう。
    安否の確認すらめんどくさがってしないでしょう。

    長々と書き連ねました。息子と甥、若者世代に昭和世代の気持ち少しでもわかってもらえたら嬉しいな。子も親も皆人間。完璧な人間はいない。
    完璧で精神レベルの高い人は出家した人だと思います。
    一般の人は「無欲」にはなれません。なんだかんだとお金に支配されてます。昭和世代は正直なだけ。
    そして親を超えられない苛立ちが歪んで憎悪に少しなってる。その事にも気づいてほしいですね。

    お互い成長しましょう!

    愛読者 さり

    返信
    1. yusan 投稿作成者

      長文でのコメント、ありがとうございます。
      参考にさせていただきます!

      返信

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